★シリーズとなりの患者さん 2 ~1の人バージョン~ | 夕菜の宝箱

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~がん(私)でも発達障害(息子)でも上手くつきあって幸せに暮らすことを目標にする毎日~

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今回は2013年自家移植採取のため4人部屋入院中~

私43歳、夫43歳、長男17歳、次男13歳。結婚10周年を迎える頃の話。え?子どもの年齢と合いませんか?(笑)

 

そんな方は・・・ひとまず夕菜のプロフィールはこちら

 

 

4の人と娘が転院するのと同時に1のベッドには入院がありました。

4が空きベッドになると1の様子もまぁまぁわかります(笑)

 

1の人はどうも耳が遠いおばあちゃんのようで入院時に息子さんのダンディーな大きな声と、大きめなゆったりしたおばあちゃんの声がいい雰囲気で聞こえていました。


が、息子が帰るとおばあちゃんが時々、混乱するのか豹変しだすのです(-_-;)

 

ま、ここまではよくあります(笑)

 

認知症かもしれないし、せん妄かもしれないし・・・

初日の短時間じゃどうも判断がつかないけれど、よくある(笑)

 

だから、聞き流してはいたんですけどね…

 

「食べられへんわ!なんもいらん!
下痢で8回も、もうずっと行ってる!!」


大きな声がしますやん!( ̄□ ̄;)

8回って(笑)

トイレのたびにナースコール押してはるからわかるけど、ここにきてすぐ8回はないやん~(笑)

ナースさんに「水分とって下さいね♪」と言われても、

コップの水のことでしょうか

 

「3日も前の水や!」と叫ぶ(^_^;)


いやいや3日前はあなた居ませんから。



そんな風に拒否だらけ話が通じないものだから発覚が遅れたのか、この入院初日の夜中に廊下やトイレが悲惨なことになったようで

 

夜中にバタバタバタバタっと走る音 

 (ナースさんが走る音だね)

 

やら何やらざわめき

 (ナースさんたちが話す声だね)

 

が聞こえていました。  

 

 

大慌てな病棟。

 

翌日の朝には廊下で電話をかけるナースさんの声も聞こえて、

何かを依頼していたと思ったら

 

次亜塩素酸でトイレの徹底消毒にはいってたからねぇ

 

 

小耳にはさんだとたん速攻でマスクしましたが


早く1の人をどこかに隔離してぇと心で叫ぶ(^_^;)

わたし、白血球の数値1600と聞いたとこですが!( ̄□ ̄;)


 

検査結果でウイルス性のものとわかったようで、1の人に大部屋から個室へお部屋移動の話がある。

が!!
1の人は納得できず部屋を動かない。
いろんな人が手を変え品を変え話しても、全部跳ね返し


「ここからトイレ行ける!
下痢なんかしてない!」

 

「家では下痢はなってない。ここでうつされた。賠償してもらわなあかん。ここでなんの治療もしてない。帰る。と叫んでいます。


あなたはね耳が遠いので、みなさんがゆっくり大きな声で話されるのでね、聞こうとしていなくてもめっちゃ聞こえてきてたんですけどね、

高齢だから治療が限られるけど、まずはひととおり検査をして治療方針決めましょうと、説明されてましたやん。

 

よそで血液がんがわかって「がんならここ!」と息子たちに連れて来られた感じやったやん。


でもまず下痢の方がなんとかなってから血液疾患の治療をすることは素人でもわかるやん。

嫌ならもう治療せずに帰ったらどうよ??と心の声ですね。

 

すぐに病院に呼ばれた息子さんが説得しても全く動かない1の人は夕方に強制退院されたのでした(笑)

 

同室には主任さんがみんなに謝りに来るし大変(笑)

ドキドキしましたが全員なんとか大丈夫♪

今日はすごいリフォームか?くらいの大がかりな消毒を初めて見ましたわ。

 

これで一安心~

 

 

と思いきやラストにもう1人。

 

新しく入った4の人が完全にやらかしてくれます(笑)

毎日毎日が刺激的だった4の人は1回では家族を含めて面白エピソードというのか怖いエピソードがあるので、長すぎるシリーズです(^_-)-☆

次回予告かいっ(笑)