中1次男の苦悩~そんなに追い詰められていたとは~ | 夕菜の宝箱

夕菜の宝箱

~がん(私)でも発達障害(息子)でも上手くつきあって幸せに暮らすことを目標にする毎日~

次男の中1はいろいろ大変だった・・・。

中学生になってすぐの、初めての宿泊行事に盲腸になって不参加だったし、入院中に進んだ数学の授業が全くわからない~とちょっと言い訳もできてしまって、一緒にやって取り戻そうと促しても上手くいかず、勉強をしない子になってしまった。

 

やたらととげとげしい反抗期序盤戦突中。

そんなときに事件は起きる。

 



 緊急事態


 

2012年07月20日(金)


このままでは次男がまずい

精神的にめちゃめちゃになっている( ̄□ ̄!)

死んでやる…と勢いをつけてみたり
殺してやる…とつぶやいてみたり
本気やからな!!とすごんでみたり
イライラバタバタと常に体を動かしてみたり。

初めてこういう状況に直面したら
振り回されるよなぁ~きっと。

くそ~だぼ!死ね!!なんて日常的なキメ台詞になっていたり。

一番初めに「死ねなんて絶対に言ってはいけないんですっ!!」って
真剣に怖い顔をしてガツンと言い聞かせて
命の大切さをこんこんと話をして聞かせたのはいつの頃だっただろうなぁ~

保育所の頃はこの台詞なかったもんな。

小学校の1~2年の頃もなかったかなぁ。
困ったことがあったら、さめざめと泣きながら切々と訴えて
どうしよう~どうしよう~かあさん(T_T)と泣いて訴える感じだったし。

困ったことの不安をなんとか紛らわすためか?
周りの男の子たちも乱暴な言葉とか使い分けて遊ぶようになった頃
もちろん次男も乱暴な言葉なすべて取り入れて(笑)

何か悪いことをして叱られても逆ギレするようになってきたっけな。

ゆっくり話をしていると
とってもおだやかに話がきけるようになるし
落ち着いて生活できる時間もあるんだけれど、
ちょっとしたことですぐに反応してまた激しくなってしまう。
すべてを人のせいにして怒りまくる。


ん~
これは~

どこかでよく見たパターンでっせ~ちょっと♪

これは~
今は引越しさせていないために閉鎖?!になっている

私のHPに載せていた
元夫とそっくりじゃ~あ~りませんかっ。

これは~
私の対応だけでなんとかできる!と信じてボロボロになりながらも6年くらい関わっても何の進歩もないパターンですわよ。

ちゃんと専門家にも関わってもらって落ち着ける薬をもらわないとね♪

ってことで
6年生の終わりごろに次男にタイミングを見て次男に話をしてみた。

こうやってイライラして楽しくない時間をすごして
人生もったいないって感じないか?
これ、イライラを抑えて楽しく暮らせるようになる薬とかあるねんで。
病院でもらえるんやけど、行ってみない?
とな。

そして「行ってみたい」

本人の前向きな意見をもらって病院を予約!

すると…
なんと6ヶ月待ちで8月しか空いていなかったのだ(^_^;)

当初、それでもいいや~と思っていたのだけれど
6月ごろから「これは待てない。これは待てないな」という予感がきて…

6/18に小さい頃通ったことのあるクリニックに相談に行く。
そこは「○○こどもクリニック」となっているから
末長くはお世話になれそうもないんで(T_T)

で、紹介してもらった心療クリニックを予約すると…
7/24に取れた。

そうこうしていた時
予約の直前に事件は起こる。

「自殺するからな」と言って
遺書をなぐりがきで書いたあと靴を履いて出て行ったのですわ。

朝、私の出勤時間が近づいていた朝に(^_^;)

今までは口であれこれ言っても即行動にうつさなかったし
ホントのホントに思い悩んでの自殺なら「自殺するからな」は言わずに
私が出勤したあとで実行するわけだから

大丈夫だろう??


…と思いながらも、短時間で色々考える。


大丈夫だとは思うけれど、
ここのところ同年代の飛び降り自殺の報道が多すぎる

重ね合わせてあれこれ考える可能性はある。


ちょっとだけまずいな。

そう思った私はばあちゃんに電話をいれて即様子を見に来てもらうことに。

マンションの上の方にあがった次男は足を出そうとして、ためらっている。


下から様子を見た私は大声で名前を呼ぶ。
足をひっこめてまた階段をあがったり降りたり…
それをばあちゃんが追いかけて…
確保。

それを見届けてから出勤する私。

次男は泣きながらばあちゃんに自分のつらさを訴えることができたであろう。
ああ~早く来ないか?受診の日。

薬がなんとかしてくれるわけではないけれど
薬が何かを変えるきっかけになってくれるであろうことを期待して。