2011年11月
当時41歳の私はデイケア(高齢者のリハビリ目的の通所介護施設)で働いていました。内科の診療所の先生が別のフロアにいる環境です。
この職場では初めての健康診断を受けてその翌日金曜日夕方に、職員のインフルエンザ予防接種を…ということで仕事帰りに診察中の別フロアに出向きました。
すると
あ。なんか緊急で検査結果が戻ってきてたなぁ~
と検査結果をその場で開封して初めて確認する先生。
「んんん??何かなぁ~これ、えらい低いなぁ。脱水?何や?」
などと早口で独り言をつぶやきながら、2ページ目をめくり
また1ページに戻り
「何か自覚症状は~?ないよなぁ(昨日の検診で言ったし(笑))
ちょっとな~脱水とかあるときの結果だったりしたら、次に調べたら変わるからな。ん。再検査してみないとなんとも言えんなぁ~。」
「また~ん~人間ドックとか~体調のいいときにな。
もう一回な。」
と、なんだかわからんコメントを頂きました(笑)
脱水ですかぁ??と尋ねると
クレアチニンの数値が少し高い部分を指さして
「あぁちょっと腎臓もなっ。うんうん。水分きいつけて塩分控えるとかなっ。」と話をきりあげようとされる。
まぁ、夕方の診療時間に予防注射だけで割り込ませてもらったわけで患者さんを待たせるわけにはいかないし
内心、がん間違いなし!と思ったとしても、とっさに上手いセリフを言わないといけない先生にはホント気の毒な瞬間でしたね。
私はといえば至って元気で、今までと何も変わらないんだけれど
今までの検診ではちょびっと貧血だったりちょびっとコレステロール値が高かったり…程度の異常はあっても、さすがにあれもこれもが低値やら高値やら…はなかったよなぁ。
…とちょっとは気になりつつも忙しい時間帯だし、診察室から早く出ないと患者さんの目が怖いので(笑)にこやかにそのまま帰宅しました。
つづく