1年生の授業参観 | 夕菜の宝箱

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~がん(私)でも発達障害(息子)でも上手くつきあって幸せに暮らすことを目標にする毎日~

〇23歳(社会人)と19歳(専門学校生)の息子のちょっと不思議な世界観を持つ宇宙っ子の成長記録
〇離婚や子連れ再婚のこと
〇保育の仕事、介護の仕事
〇職場の健康診断で血液がんが見つかってからのこと
〇同種移植後4月で5年の現在のあれこれ

など、別日記サイトに書いてきたことを転記したり、今を書いたり~。
まずは幼い頃の面白い!かわいい!など思ったことに始まり反抗期のなんともえげつない修羅場を乗り越え、再び平和が訪れている?!2002年から今まで道のりは長いですが、探し出してはスマホで読みやすいように転記しようと思っています。

 



 1年生の参観日


2002年05月02日(木)


算数の参観に行って、結構ショック受けていろいろ考え込んでます。

というのが、40人クラスなんですけど、
先生の話が一回でさっと理解できて行動できる子が見てると数人だったんですよ。

 

まぁ先生の言い方、わかりにくかったですけどね(-_-;)


「数字カードを集めて、お休み~の場所(決まっている)にちょっと置いといて、おはじきを並べてください」

 

いやいや~やること3つも続けて話してみんなわかるの?

うち、無理だけどな~と思ってみていたら


すぐに、今まで使っていたカードを集めだして指示通りにおはじきを並べられる子が、
ほんの数人。


で、友達を見てやり始める子が半分くらいかなぁ。

おはじきという言葉に反応しちゃって、カードを片付けはそっちのけで、
おはじきを先に触ってたりする子が多いのね。


担任の先生とは別に個別に回ってきた先生の補助の言葉でできる子、
それを遠目で見てやっと気がつく子、
最後までやらずに個別で細かく指導されてやっと出来る子…といろいろな様子だったんですけど。

ちなみにうちのにいちゃんも、友達を見てやる子だったよ(笑)
これって隣の子が間違ったら自分も間違うんだってば…。

でも、一応席がくっついている子は個別指導組っぽい子だったんだけど


その子を見て真似るのではなく

 

席の離れた隣の子を参考にさせてもらっていたようだったから…

人を見る目はあるのか?!(なんて訳のわからない事を行っている場合ではない)

学校に上がるまでに、こういう経験(幼児教室や、設定保育の幼稚園)は
ほとんど無かったにいちゃんだけどね…。


幼児はのびのび遊ぶことでいろんな物を学ぶのさ!と信じている母です。
特別、勉強できる子でなくてもいいのよ…なんて一応思ってる。

が、先生の話を理解できないくらいぼけ~っとしているんじゃ、
それは…いや~ん!!

慣れれば話を聞いてすぐに理解して行動できるようになるんだろうか?

誤った自由保育の理念が学級崩壊をまねいている…

 

だなんて大げさではないけど。

 

1年生はじまってたった1ヶ月で、場数踏んで慣れていた子はさっさと出来るから、

いわゆる勉強の話が聞けている(今日みたところ数人だけど(T_T))

場数踏んでなかった子は、教材を触るだけで精一杯で
そういう子に限って床の上にぽろっと落としたりして…
時間かけて拾っているうちに先生の話が進んでいて、
授業がだんだん、わからなくなっていく…なんて悲しすぎるよなぁ。

学校がゆとりの時間を導入して、しかも週休2日制になって、
いわゆる国語や算数の学力が低下している…なんて言われ始めていても、
「のびのび遊んで、社会勉強して、生きる力を持つ子に!」と学力のことは
あんまり心配していなかったんだけど、今日はちょっとね…

このままでは1年生のうちから落ちこぼれチャンが出そうな気配に
びびってしまいました。