〇23歳(社会人)と19歳(専門学校生)の息子のちょっと不思議な世界観を持つ宇宙っ子の成長記録
〇離婚や子連れ再婚のこと
〇保育の仕事、介護の仕事
〇職場の健康診断で血液がんが見つかってからのこと
〇同種移植後4月で5年の現在のあれこれ
など、別日記サイトに書いてきたことを転記したり、今を書いたり~。
まずは幼い頃の面白い!かわいい!など思ったことに始まり反抗期のなんともえげつない修羅場を乗り越え、再び平和が訪れている?!2002年から今まで道のりは長いですが、探し出してはスマホで読みやすいように転記しようと思っています。
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今回は長男が幼児の頃に「いい子になってほしい」と思ってあれこれ注意していたけれど
全然聞いてくれなくて、大声をあげて泣かせていた子育てが激変する魔法の言葉か?!と思える声掛けをご紹介します。
まず、イメージしてください。
甘えがきく家族間ではささいなことでお互いに文句ばかり言ってしょうもない喧嘩になったりしませんか?
同じ内容でも、例えば職場の同僚など他人さんなら文句じゃない言い方をしたりお互いに気をつかうので喧嘩にならない。
そうなのです。
家庭ではつい何の気をつかうことなくストレートにものを言ってしまいがち。
気をつかうと疲れるし、そんなの家族じゃないし・・・と思うかもしれませんが、いつもいつもじゃなくていいんですよ。
例
妻が好きなドラマを見ています。すごくいい場面で目が離せない状況です。
夫がコーヒーが飲みたくなり違う部屋からやってきました。妻の状況を知ってか知らずかわかりませんが
「コーヒーいれて」と言いました。
はい、妻はどんな気持ちでしょう?
「え?今?今すぐ?めっちゃいいとこなんですが?!」と思うのが通常ですよね。
その後の妻の行動は人それぞれです。
1.まずは聞こえないふりをしギャンギャン言い出したら本気で怒らせると面倒なので仕方ないからいれるかと不満いっぱい。
2え~無理無理。自分でいれたらいいやん?と即答して「なんやねん?その態度!!」と言い返され喧嘩。
3はーい♪と速攻でテレビを中断して夫の言いなりに。
いやいや3はない。3は怖い。
あれ?でも私もおもちゃで機嫌よく遊んでいる最中の子どもに「片づけてごはんやで」とか突然言って
3はーい♪を期待していましたやん?
子どもの気持ちは「え?今?今なん?ええとこやねん~」
なんですよね。
じゃあどうすれば比較的気持ちよく3「はーい♪」になるのでしょうかっ?という話になります。
同じシチュエーションで最初のアプローチの声掛けを変えてみます。
夫がコーヒーが飲みたくなって妻のところに来ました。
で、妻の様子を見る前に「コーヒー・・・」と言わず妻の様子をまず簡単に見てみます。テレビ見てるなと。ドラマ?映画?録画?それはわからんけどニュースではないなと。その程度で大丈夫です(笑)で、そのことを口に出します。
「あ~テレビ見てるんやぁ。」
すると妻の気持ちは100%「そう。(今、めっちゃいいところやけどな)何?」口に出すか出さないかは個人差があるとしてね。
「ちょっと落ち着いたらでええねんけど~コーヒーいれて」
ではどうよ。
「まぁ。落ち着いたら」と思えるんですわ。これが!
なんなら別に落ち着くとかでなくても自分のもいれよ~とコマーシャルの間に入れるとか
いやぁ当分落ち着かないんだけど、自分でいれてくれる?と喧嘩ではなく会話が成立するわけですよ。
これを子どもに食事を食べさせたくておもちゃを片付けさせようとおもった時に置き換えるとですね
「あ~今おもちゃで遊んでるねんねぇ。」
と共感を得ておいてからの~
「そろそろごはんやから片付けしよな」 と言いそうですがこれはちょっと通じない子もいます。
そろそろがまずい。
もちろん、年齢とか特性とかでこの声掛けでも十分に「はーい♪」になる場合もあるんでしょうけどね
うちの子は無理でした。
今?今は無理やし・・・と思わないための前もっての声掛けは重要なんですけど、
前もっては具体的なら通じるんですよね。ホント。
3歳くらいで時計の読み方なんてわかっていない頃でも
「7時からごはんにするから10分前になったら片づけよか?」と言っておいて
「10分前になったよ。片づけよね」と2段階で声掛けをすると
たいてい上手くいきます。
字何かがあって上手くいかないこともあるけど「約束したよね~」とか「あ~ごはん食べる7時まであとちょっとやで」と促したり、「今ならまだ間に合う!!7時までに片付いたらごはんのあと、絵本読もうか」などオプションをつけることもできて
かなりの確率で「は~い♪やりますっ!!」状態です。
その時、頭のいい子は「否定形+否定形」で促したりしても通じるのかもしれませんし
わりと普通に使ってしまいますが
おすすめしません。
「片づけられへんかったら、おやつ食べられへんで」のような文章ね。
あれ?まだ散らかってるやん。片づけないんやったらおやつ無しやで
と言われて「それはまずい。速攻で片づけなければ♪」と思わせる作戦ね。
これ、案外高度なんですよ。気持ちよく片づけられる子ばかりじゃないんですわ~。
うちの子がそれ。
他の子たちと遊んでいるときに他のおかあさんに言われて「おやつ食べない・・・」としょんぼりしとりました。
「片付けたらおやつ食べようね」だと「はーい♪」とニコニコしてお片付けなのですが。
日本語わかってるやん?なのになぜ??と不思議に思ったこともありましたが、どうやら
私たちが外国語のテストで
もし~だったら、何だったであろう。と同じ内容のものを選びなさい。
もし~ではなかったら、何だったであろう。
もし~ではなかったら、何でなかったでろう。
もし~だったら、何でなかったでであろう。
みたいなものがずらっとあったら時間をかけてしばし考えないと、同じ意味がよくわからんのと一緒かな。
そういうわけで
指示したいときには「まず観察してその場を共感」「前もって具体的にわかりやすく話す」
これで多くはハッピーです♪
そのことをやりはじめたら、すかさず褒めることも重要。
子ども単純なので褒められるの嬉しい♪なので、それが習慣になるとホント怒鳴らなくてもできるようになるやん・・・みたいな。
するとね、話のわかる人という信頼感みたいなものが生まれるので、あとあと思春期にちょっとした問題行動を起こしたときにでも、ちゃんと育ててきたはずなのになんてことを???と裏切られたりした気持ちになっても、反抗期がきつくてきつくて暴言&暴力の嵐だったりしても、落ち着いたら嘘のように優しいおだやかな息子たちが戻ってきましたわ(笑)
あー褒めるのもよくやりましたね。っていうか今でもね(笑)
褒めるのはただ、「その行為」だけを褒めるのはあまりお勧めしません。いやね小さい頃はいいんですよ。
その気になって探せば「行為」や「結果」でもなんだかんだと褒めることはいっぱいありますから。
ところが成長とともになかなか見つからなくなります(笑)
その子そのものとか頑張りとか努力とかを褒めるのがお勧めですね~これは見つけやすいんで。
この話も長くなるので「褒める」についてのお話はまた次回~♪