昔の保育士試験問題 | 夕菜の宝箱

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 いやな問題


2002年04月22日(月)


次の文で正しいものには○、誤っているものには×を…という問題。


解答しやすくて大好き!と言いたいところですが


あっさりしていない設問にはホント、イヤになってしまいます。
というか、私がひねくれているのかもしれないけど(笑)

・幼児の呼吸数は成人に比べて少ない。…いやぁ、多いよ。ということで×

こういうのは、簡潔でいいんですよね~。でも…

・1歳6ヶ月になると、転ばないで歩ける。

…まぁ、すぐにぽてん、ぽてんと転ぶことはなくなって一般的には結構長く歩けるようになっている時期だから、そういうことを聞きたい問題なんだろうけど、「転ばないで」って言われても、下り坂でも調子よく小走りするものでよく転んで泣いたよ~。ひざサポーターがいるねぇなんて言ってたけどさぁ…


あまり転ばないで~」とかだったらわかるけど、「転ばないで」と言われてもなぁ~絶対転ばないってことはないしなぁ。
う~ん。一応、これは○ってことでいいんかい?となる。そして…

・3歳になるとケンケン(片足とび)ができる。
・スキップは5歳で出来る。


…やめようよ~こういうのぉ。個人差あるってば(笑)


保育所保育指針も改訂になったことだしさぁ~。
旧指針では「年齢区分」となっていたらしいのが、クラス全体の均一的な発達の基準のように誤解されやすいため、クラス全員の発達基準ではなく、一人一人の発達過程(発達の道筋)であることが強調され、年齢区分の名称が「発達過程」に改められた。…って書いてあったよ。

で、どうよ?
なんか、3歳のお誕生日にみんなの前でケンケンを披露したり、今日からお箸だね~なんてお祝いする絵本を読んだ事があったな。
職場でちらりと接した2歳児クラスの冬には大半の子が出来てたような気がする…ということは3歳で○かな。


でも、できない子だって、いるよね。
こんな問題の出し方で、障害があったりする子はどうよ?
この言い切ったものの言い方はやめて欲しいよね。
一般的には~とか、多くの子供は~とか、ないわけ?

そして、スキップ?
たしか、5歳児クラスで入所したにいちゃんの保育参加の春の日、スキップを披露してくれたな。
春ということは5歳になりたて~順次6歳になっていく頃だったはず。


出来るようになったばかりといった危なげなスキップのにいちゃんでしたが(^_^;)
うちの子は運動関係…あまり機敏ではないタイプだから、ひょっとしてよその子は4歳でもできてたんかいな?と思ってみたりもする。
クラスの大半の女の子は軽やかに余裕でスキップしてたし…。

あ、でも男の子はね、一部の子は軽やかにできていたけれど…オイオイ頑張れ~っていう子とっても多かったっけな。
それに、もし保育する上でスキップが4歳児の目標なんだったら、わざわざ5歳児の保護者に披露しないで、ほかの事を披露するかな?
ということで、○かな。

ね、いやな問題でしょ?ってえ?!やっぱり私がひねくれて考えるだけって(笑)


ちなみに上の問題…長崎の12年度看護学というから更にびっくり!
なんでスキップと看護が結びつくのか謎です。
ミステリーだわ。


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当時、保育士資格試験が各都道府県別に行われていて問題も日にちも違っていたんですよ(笑)

 

だから地元とあとかぶらない日にちの県と2か所、3か所はしごして受けたりできた不思議な時代・・・

私もこの夏は3県うけたんだっけ。

結果はすべて合格だったので地元1つで良かったんでは?って感じですが、後がない!と確実に資格を取ってしまいたかったので、まぁよいとしましょ。