夜7時からの「夕渡り」まで
ホテルでのーーーんびりしたたかぽん。
元気モリモリで歩いて約5分の大手門通りへ。
「夕渡り」というのは
役者が行列して八幡宮から各山組の町内に渡りをして帰る行列です。
たかぽんが陣取った大手門通りは
アーケードになっていて
ひとまずは雨の心配、傘の心配はなし。
次々にやってくる
各山の子どもたちの姿を
ただただほほ笑ましく見送るのみです。
今年は出番じゃない山の子どもたちが
お囃子で仲間たちの夕渡りを盛り上げ、応援しています。
「鳴神」(壽山)の俵藤太郎郷や…
「加賀見山旧錦絵」(髙砂山)の腰元桐島…
そして
鳳凰山の「仮名手本忠臣蔵 山科閑居の場」の出演者たちが
たかぽんの目の前を通り過ぎている時…
通りの反対側で
そんな子どもたちの様子を心配そうに見つめていたのは…
これまた
こども歌舞伎でご一緒させていただき、
その後も楽しくおつき合いさせていただいている
兼元多恵子先生こと「岩井小紫」先生。
そして最後は猩々丸の「車引」
桜丸の颯爽とした見得です。
演じる子どもたちはもちろんのこと、
回りで支える世話役の人たちや
今年はお休みの他の山の人たち、
ホントに多くの人が一生懸命にこのお祭りに心血を注ぎ、
盛り上げようと一丸になっているのがひしひしと伝わります。
地元に根付き、継承されていく伝統の力を感じながら、
「明日はいい天気になってね!」
と、
心から祈らずにはいられませんでした。
ホテルに戻り、
冷蔵庫に入れておいた缶ビールを
「ぷしゅっ!」
と開けたその時…。
携帯が「ぴろぴろろ~」
ま…、そんなこともあろうかとは思っていましたが…
「ホテルロビーに集合~」
…ということで、
「みんな」で近くの居酒屋へGO!
「みんな」って…
千川先生、多恵子先生のほか、
志十郎先生に床山のちゅーさんも…
「ほんまにここは長浜かえ?」
と言いたくなるお馴染みのメンバーが揃いまして…。
それでも
次の日が早いというので
サクッと飲んで一日の疲れを癒したのでありまする。