このところ京都は雨…
そして
昨日、今日の二日間、
たかぽんが滞在していた“ここ”も雨…
“ここ”…というのは、
ここ です。
京都から電車に揺られること約1時間。
今年もまた行ってきました…長浜へ~
そう!
この季節がやってきました…
「長浜曳山まつり」
です。
現在、
ユネスコ無形文化遺産登録候補となっているこの曳山行事。
街の雰囲気も、
いつもに増して盛り上がりを見せていたように思います。
今年のポスターはこれ!
今年は二日がかりで見物しようと決めていたたかぽん。
「こども歌舞伎」は翌日に見ることとして
まず、初日の昨日は
「登り山」と「夕渡り」をゆっくりと見学。
お昼過ぎ…長浜に着いたたかぽんは、
「腹が減っては…」ということで
まずは、
かねてから気になっていた
“焼き鯖そうめん”のお店…「翼果楼(よかろう)」へ。
そして
これが 長浜名物(ということになっているらしい)「焼き鯖そうめん」
休日の特権…“昼間のビール”と一緒に美味しくいただき、
いよいよ「登り山」へ。
これは出番山の末番から順次八幡宮境内に曳山を曳き出し、
拝殿前の広場の神前に向かって所定の位置に据える行事ですが、
今年は朝からの雨で
空の曳山が雨除けにすっぽりと覆われて
静かに八幡宮に向かって行きました。
雨が降ると、
いずこも同じ対処法なんだにゃぁ~。
祇園祭でも
雨になった時はこういうことになりますんで…。
夜の「夕渡り」までにはまだまだ時間があるので、
一旦ホテルに戻ってゆっくりしよう…
と、足を踏み出したたかぽんの目の前に
見覚えのある「いかり紋」の半纏姿の人たち…。
「おぉぉ~、あれこそ“猩々丸”」
こども歌舞伎でお世話になった千川貴楽先生が振付を担当し、
今年は
「菅原伝授手習鑑」より“車引”を上演する「猩々丸」の登り山に出くわしました。
十二基ある曳山のなかで
唯一の舟形の曳山で人気がある猩々丸…。
さしずめ
祇園祭でいう「船鉾」といったところ。
まさに
たかぽんの横を通り過ぎようとした時
「ここで15分休憩しまぁーす」
…と、
いきなり一升瓶のお酒を紙コップについで回る人の姿…
「祭りやねぇー」
15分の休憩の後、
“采振り”といわれる綱先の先導によって、
再び動き出した猩々丸は
どんぶらこ、どんぶらこー
と、八幡宮を目指して曳かれていきました。