明けて15日は
いよいよ曳山まつりの本日(ほんび)…
「こども歌舞伎」を存分に楽しむ日です。
朝起きてまず窓の外を見ると…
あ…あめ…
「子どもたち…かわいそう…」
それでも
時間が経つにつれて少しは小降りになっているような気もして、
連日の雨でトホホのたかぽんは
こども歌舞伎が奉納される長浜八幡宮へ…。
すると
八幡宮に着く手前で
何やら怪しげ…いえいえ…勇壮な行列に遭遇。
「何だこりゃ?」
と、あわてて前日にいただいた猩々丸のパンフレットをめくると…
これは
「長刀組太刀渡り」といって
源義家の長浜八幡宮社参の姿を模したものといわれ…
「2~3mもある木製の長い太刀を帯びた子供の鎧武者が従者を連れて歩く」云々…
なるほど、ふむふむ、たしかに…
さらには
「若衆がつとめる力士は、紋付の着物を着け、角帯をしめ、
裾からげして臀部を見せ、前は化粧わましをしている。俗にこれを“しりまくり”という」
な、な、なんですって…ヽ(*'0'*)ツ
きゃぁ~!キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
…ということは…
後ろ姿は…
そりゃ、こういうことですわ。
うーーーむ。
長浜曳山まつり…深いです。
さて、こども歌舞伎はというと…。
4基の曳山が揃う八幡宮に入るや目に入ったのは、
あちゃー。
それでも
降ったり止んだりの雨の中、
壱番山の猩々丸(車引)の子どもたちの姿に
観客からは大きな拍手。
ホテルに戻ってチェックアウトをすませたたかぽんは
早めのランチのため、
絶品“親子丼”のお店「鳥喜多」へ。
開店前から行列ができるという人気店。
「行列大嫌い」のたかぽんですが、
「長浜に来たらここの親子丼を食べる!」
ということはお決まりなので、
しばしガマンの入店待ち。
それでもやっぱり食べたい一杯580円なりのこのどんぶり!
お店に入る頃には雨もあがり、
「午後はいい天気になりそうでよかった…」
と安心していたたかぽんでした。
お昼過ぎ…、
曳山博物館の展示を見終えて外に出ると、
またもや目の前に「猩々丸」
朝イチで見た「車引」をもう一度見ることに…。
何故なら、
曳山が止まると、途端にその周りには人だかりができて、
文字通り、立錐の余地もないのです。
雨があがって
御座船の舟の形が現れ、舳先がかっちょいい猩々丸です。
こども歌舞伎が演じられる舞台はこちら。
まず、
「車引」の上演前に、
壱番山のみで披露される「三番叟」が
こども歌舞伎の開演を祝います。
この日は
一日四回の舞台を務める子どもたち…。
不順な天候で体調を崩している子もいるとかで、
最終日の16日まで、
何とか元気に全員が務めることができますように…。