振り返りを見てくださった皆様

 

ありがとうございます!

 

 

皆さんの考察もとても興味深く読ませていただいております。

 

その考え方好きだなぁ、とか

 

そんなふうに感じてもらえたんだ、とか

 

よくそこまで気がついたなぁ、とか

 

そこまで見てくれてるの!?とかw

 

 

キャストたちがステージで生きているからこそのライブ感。

 

SEPTの大切な要素の一つです。

 

もし「あ、あのシーンのあそこでこんなことしてましたよ〜」とかあったらどんどん告げ口してくださいw

 

それと、もし質問なんかもあれば答えていきたいと思っているのでTwitterのコメントとか、このブログのコメントとか、DMとか、なんでもいいのでいただければ嬉しいです!

 

 

というわけで今日は未来チーム!!

 

まずはチームFATEから!

 

・・・(あれ?)

 

・・・(まずい)

 

・・・(写真が)

 

よ、燿さ〜ん!!

 

 

はい、GP撮影をしていただいた燿さんのお写真を使わせていただきます!

めっちゃいい写真!

 

FATEチーム

エイナを生きてくれた「吉川友」ちゃん!※左から2番目

 

 

シンを生きてくれた「西田祥」くん!

 

 

テンを生きてくれた「二宮響子」ちゃん!

 

 

そして藍備であり、この時代のツタバを生きてくれた「浦野秀太」くん!

 

4分の2・・・

 

秀太は藍備として撮れてるけど、吉川さん、撮れず・・・

 

く〜!やっちまったぜ・・・

 

 

というわけでFATE版未来チーム。

 

ここもスタートから空気が出来上がっていたように思います。

 

吉川ちゃんのエイナはなんだかみんなが明るくなる空気感。

ずっとこの4人の稽古の時は騒いでたなぁというイメージ笑

最終的には最年少の祥がリーダーとなって(笑)、出番のタイミングを指示していたと聞いた時にはもうね笑

 

それだけ、温かい空気の中やれていたのかなと思います。

 

でも、それだけに悩むことも多かったと思う。

未来の内容が精一杯生きたくても、生きられない世界。その葛藤や苦しさを表現するために、何度も何度も、本当に繰り返しシーンを行なって。

 

"現実世界では想像し難い"部分を生きるって、当たり前だけど難しいことなんですよね。

物語だから、お芝居だから出来る、それが役者なのかもしれません。

でもそこじゃない部分。もっと心の奥底の感情。

何かを胸の内で変換しないと、例えないと想像の自分になんてなれなくて。

 

 

 

・・・よし、真面目になってるからやめます!笑

 

 

 

何が言いたいかというと、それぐらいみんな思いを込めて挑んでくれていたのだと思います!

 

 

全く想像していなかったエイナの姿をこれでもかとみせてくれた、きっか。

 

たくさん悩んで、ぶつかって、繰り返しの果てに解き放ってみせた祥。

 

誰よりも熱量を込めて、せ〜〜〜いっぱい!ステージを生きてくれた響子ちゃん。

 

素敵な世界をありがとう!!

 

 

ツタバに関してはLISMも出てるので一旦割愛!笑

 

 

そしてチームLISM!!

エイナを生きてくれた「VALSHE」さん!

 

 

シンを生きてくれた「桐田伶音」くん!

 

あぶね、集合写真は撮ってた!セーフ!セーフ!!

テンを生きてくれた「針谷早織」さん!※中央下段右

 

神ズはまだ登場早いので割愛します!

話題や写真でピコ露様がちょいちょい出てくるのはご愛嬌!

彼ももうSEPTの重鎮なのですw

 

 

秀太は藍備で撮って・・・(さっき書いたか)

 

い、一応チームLISMはミッションコンプリート〜!

 

 

というわけでLISM未来チーム

 

このチームも詰めに詰められた戦いのチーム。

より良い感情を探るべく演出の魂に火がつき何度繰り返したことか。

もともと吉川さんとVALSHEさんでセリフのニュアンスや言い回しも変えてありました。

基本、私の勝手な想像で本人たちに当て書きするようにしているのですが、それが本人に合っているかは喋ってもらって初めてわかること。本読みの時に確信しました。

 

 

こりゃあ、全く違う未来編になるぞ、と。

 

 

前提として台本の変更もあったり、劇場が違ったり、多くの違いはあった。そこに向かう熱量のアプローチというか過去作へのリスペクトはあった上で

 

FATEチームが"新たな未来編"を目指して作り上げてくれたのに対して

LISMは"過去作の未来チーム"の先を見据えて戦ってくれたように思います。

 

語弊があると良くないので言っておきますと、

どっちも正解、もっといえば各自の答えが正解なんです。

 

 

過去作を超えるために別の未来を選ぶのか

 

過去作を受け止めその先の未来を選ぶのか

 

 

まさに"Re:Another story"

 

面白いですね。

 

 

未来チーム2大エモシーン

FATE

 

LISM

まっすぐにシンを見つめ歌うエイナ。

愛とAIの間でもがくシン。

それを心からの想いで見届けるツタバ。

悲しいかな打たれ倒れている(気絶中)のテンw

 

ここで涙した人も少なくないのではと思います。

ぼくがその一人です、はい。

 

圧倒的な歌唱力と説得力はさることながら、エイナの生き様を考え抜いて、体現してくれたバルちゃん。

 

調和をもってチームの団結を一に考えて動き、そして更なる熱をくれたはりちゃん。

 

たくさん悩み苦しみ、未来を信じ、シンを"生き抜いて"くれた桐田くん。

 

そして

両チームでツタバを生きてくれた「浦野秀太」くん

いつものシーンで振り返ると昨日と違う人がいる、そんなベテランでも一瞬怯みそうなことを初舞台でやってのけ、芝居、歌、殺陣、ダンスも全部全力だった。

秀太という男にみんな魅了されたことは間違いない。

 

この写真かっこいいな!

 

また藍備の時に書きますが、最大の感謝を。

 

 

 

【2123年】

世界が終わる直前の世界。

ここも2019年FATALISM≠とは少し違う部分がたくさんありました。

 

ツタバ=藍備

 

藍備=アイビーのがモチーフ。

 

ということでここの世界では「ツタバ」=蔦葉と名付けました。

 

 

ちなみに藍備の衣装にはアイビーゼラニウムのような花があしらわれており「真実の愛」みたいな花言葉もあったりします。

 

 

ちょっと怖い意味と書かれていることがあるのですが

 

「死んでも離れない」

 

確かにワードだけ見ると怖くも思えるのですが・・・

このFATALISMの世界においてはまた違う意味で捉えることのできる花言葉ではないでしょうか。

 

 

あ、これ藍備の話だな。

 

それはまた藍備の時にちゃんと!

 

 

当時から花言葉は大切にしていて、象徴ズの花言葉を調べるとなんとなく腑に落ちますw

 

 

2019年の時は「シュウジ」という名前でした。

日本的な名前。当時の私はたしか何かしらの意味を持ってつけたんですが、

 

残ってないものですね(何やってんだ俺)。。。

 

よし、今の自分がゴリ押してつけるとしたら、

 

しゅうじ=朱次(しゅうじ)=あかの次=物語で2番目に出てくる赤=藍備

 

的な?流石に無理があるか!

でも書いてるの自分だしいっか!

 

諷経「人間とは本来傲慢な・・・」

 

それはもういいですね。

はい。

 

 

ちなみにエイナに関して。

初演ではエイナ=藍備で描いていましたが、

≠からはエイナ=雛菊。

 

さらに最初期の設定段階ではエイナ=雛菊だった。

 

「エイナ」→エを縦に→Hイナ→イをアルファベットに→HIナ→ナを英語に→HINA→雛菊

 

だったらしい。

当時の自分の頭の中をもう一度見てみたいものである。

 

 

というわけでこの世界での繋がり。

藍備がねじれの起点のなるこの世界での関係性はこちら。

 

エイナ=雛菊

テン=夢百合

シン=蓮

 

がこの世界での繋がりでした。

 

過去作の物語をほぼそのままトレースした世界観でありながら、現代が変わることで大きくその印象を変えた物語でした。

 

ここでもFATEとLISMで人がかわります。

あ、もちろん、Wキャストにした理由は全てこのために、というわけではないのですが、この構想を思いついてからWキャストである意味をどんどん後付けしていった感じです。

 

現代では名前も違うのに対し、未来は名前も同じ。

 

エイナたちはもはや名前があってないような世界。

世界はAIたちに蹂躙され、やがて名前の価値も失われた。

だからこそ、人は名前を自分たちで名前をつけては響きや音を楽しんだ。残されたものたちの音は限られていて結果両チーム同じ名前になったのでしょうね。

 

たった100年、今やAI技術は語りきれないほどの進化を遂げており、数十年後に起きるであろうシンギュラリティはそう遠い未来ではないなと。

 

空想の部分ですが、興味深いねぇ。

 

 

現代の夢百合の願いの強さと、雛菊の干渉によりねじれが解け始めたことで、AIは佐輔・莉乃・莉央=知樹・陽織・陽暮の感情を受け止め、未来の世界もその形を変えた。

 

物語で最初のバッドエンドとトゥルーエンドの時、同じようなセリフでも違うことを言っていたりします。

 

たとえば佐輔の登場シーン

 

最初は「違うんだよ!」と叫びます。

 

でも後半同じ時間にたどり着いた時「だからお前はガキなんだよ!」と叫び、その後も莉乃に対して言葉を続けるのです。

 

未来でも、最初はシンとツタバが打ち合って相打ちになりますが、次の時は銃すら構えません。

 

百合亜(夢百合)が自分と向き合い、隠された深い部分を曝け出すことで変わった現代。

 

ツタバが自分と向き合い、限られた生の中で精一杯の心からの想いを伝えたことで変わった未来。

 

そしてアンチプログラムは"あったこと"になり、世界はその結末を変えた。

 

 

ここまでは。

 

 

さぁ、佳境になってきましたが、その全てを体現するものたちを明日は届けたいと想います。

 

体現者たちとバンドチームは同じ回で

 

神勢を経て

 

ラストに象徴ズ

 

全5回でお届けしきれればと思っています。

 

 

【ちょっと小話】

未来チームの掛け声は「エイ、エイ、ナー!」となっていたのですが、

 

FATEチームではナーをエイナだけがやってエイナが怒り

LISMチームではナーをエイナ以外がやってエイナが怒る

 

という真逆の設定でしたね。

演出ウチクリとキャストたちの遊びの部分、大変興味深くみておりました。

 

他にも、テンへのガラクタ集めた後のくだりや、ご飯のくだりも少しづつセリフごと違い、LISMでエイナの隠し武器(笑)が後半どんどん変わっていきましたね。

ちなみにアドリブではなく、ちゃんとウチクリ内倉氏の演出ですw

 

 

 

そして今回も歌詞を。

 

作曲はokamu.先生。

エイナの歌詞を書くのは3回目。

でも毎回違う"想い"で書かせてもらってます。

 

でも、歌うのはエイナ。

過去の曲からも歌詞をあえて繋げてあったりします。

 

物語を思い出して読んでいただくとまた違った見方になるかもしれません。

 

 

「never end」

 

衝動的に響く 偽りの記憶 現実のpostlude

寄せ合う痛みと 隠し始めたnear truth  

鼓動さえも曖昧で

 

空は染められて 色は失われて 

your lie saved me will to light

 

無くした声を 舞い散る羽根に乗せ

求め焦こがれた生きること全てを

sharing the soul 始まりの共鳴も 

優しいはずのtransient life

 

モノクロの空から 堕ちていく希望 

熱のないendless chain 

守り切れるまで 途切れないで cries and lyric 

見果てぬ自由を

 

残されてたのは 僅かな言葉だけ

secrets of living in the dark

 

世界は何を与えてくれるだろう

アイは聞こえない 涙の理由さえも

今はまだ固く閉ざした夢を 

諦められないnever end 

 

作り直した未来と現実まで

鏡に映してさwill laugh to now

 

どれだけ感情 無くしてしまうだろう

叫び続けて 今できる全てを

music without a soul  湧き上がる衝動を 

今真実のwe all shout

 

手にした心 舞い散る羽根に乗せ

求め続ける生きた意味全てを

sharing the soul解き放て限られた 

自由の意思 胸に刻め 

 

again, We all Shout 

生きる力を

 

 

 

と、

 

振り返る前に過去のブログを読んでいたらこんなのが出てきました。

 

2019年の内容。

 

過去の自分がブログで綴った出会いの物語も最後にコピペするのでよければぜひ。

 

 

【前作ブログで描いた設定】

 

AIが世界を牛耳っている世界。

人間は技術躍進の末に "個"を捨てるにいたり、自らの体と負の感情を捨てて、機械の体へと移り変わって行った。

人はやがてAIにその存在価値を奪われ、娯楽を奪われ、人を豊かにするはずの技術によりその存在を脅かされていた。

 

しかし追い詰められてもまだ人は争いをやめず、騙し、裏切り、信用せず、人と人との繋がりさえもなくなっていき、その数をさらに少なくさせていた。

 

孤独と戦いながら日々を生きていたエイナ。

絶望に押しつぶされそうになりながら、それでも希望を見失わないように、明日を見据えて生きていた。

そしてある時明日を想って生きるツタバとの出会いによって、明日を信じるようになり、その輝きは増し、多くの人を惹きつけました。

 

テンもその一人。眩しい二人に憧れるけど、近寄れない。

信用していいかわからない、けど、その温もりを知りたい。

最初のきっかけはご飯をくれたことからだけど、時間を共にするごとに二人の温もりを知っていく。

 

そしてシンも。

いつの間にかその場に倒れていたシン。

なんで倒れているのかも覚えていない、でも自分の名前はシンだということは覚えている。

座り込み難しい顔をしていると、話しかけてくる女の子。

名をエイナといった。

ほおっておいて欲しいのに、彼女は笑顔で話しかけてくる。

無視したら怒って顔を向けさせられ、驚きとともに警戒して飛びのいてしまった。

 

彼女はまた満面の笑みでいう。

 

「一緒に行こう!」

 

その言葉に心が温かくなっていく感じがした。

自分自身の中に感じたことのない感情が生まれた瞬間だった。

 

それから4人の元には一人、また一人と仲間が増え、やがてレジスタンスと呼ばれるようになっていた。

だが、大きくなれば狙われやすくもなる。

 

増えて行った仲間たちは一人、また一人捕まっていき、敵として現れる。

昨日まで一緒に笑ってた仲間が、今は張り付いた笑顔で捕らえようと追ってくる。

やがて心は疲弊し、ツタバがついに降伏しようかと言い始めると、エイナは思いっきり殴った。

吹っ飛ぶツタバ、驚く一同。

泣きながらエイナは言う。

 

「みんなで未来作るんだろ!?私たちは、みんなで一つの"家族"だろう!」

 

その言葉に一同は救われ、今一度奮い立つことができた。

それからレジスタンスの絆はより一層強固なものとなり、互いを"家族"と言い合うようになった。

この救いようのない世界において"家族"と呼べるものがいることがどんなに明日を照らしてくれるか。

最初は照れ臭かったけど、心が温まる何よりも大事なもの。

 

AIのデータにハックし、音楽が世界を救うことを知ったレジスタンス。

そこからジャンクやAIの管理する倉庫に忍び込んでは楽器や演奏するためのパーツを探して回った。

そんなとき、楽器そのものが保管されていると言う場所を発見し、シンとエイナがチームで赴く。

厳戒態勢の中、どうにか"ギター"なるものを確保し、持ち去ろうとしたその時、弦に触れて小さく鳴るギター。

エイナは驚いたが見逃さなかった。

 

シンの体が一瞬止まるのを。

 

すぐにシンは元どおりになるが、焦りと不安がエイナを襲った。しかしエイナはすぐ表情を明るくする。

感情のないはずのAI、でもシンには感情がある。

 

なにより、シンは"家族"なんだ。

 

心がある。もしかしたら一緒に未来が見れるかもしれない、そう感じたエイナはシンが打ち明けてくれるまで待とうと決心した。

 

そして運命の日を迎えることになる。

 

 

さらに詳しく知りたい方は

こちら笑