本日23:59
最後のアーカイブ配信が終わります。
1日勘違いしていました。
やっちまった…
配信が終了しても書き続けますので、よろしければ、最後までお付き合いください。
本日は我々四羽鴉!
まずはこんな3人
青井(無二)を生きた「ウチクリ内倉」氏
赤見沢(堕印)を生きた「緑川睦」兄さん
そして黄経(諷経)を生きました私「杉浦タカオ」
これは個別よりも3人の写真がいいかなと思ってあえてこの写真にしました。
ずっと一緒に駆け抜けてきた3人。
時にはラジオ番組の"働く人々"として、試練を与える"審問官"として、時には鏡の世界の"調律師"として。
そして"三羽鴉"として。
7年以上一緒にSEPTをやってきて、喧嘩して、和解して、また喧嘩して、最後には笑い合って・・・いい時も悪い時も共に過ごし、
そして、ついにVol.10を迎えました。
元々バラバラだった3人が、ちょっとしたきっかけで、こうして今も3色揃ってステージでバカをやって、真剣に叫んで、って、できていること自体が不思議で、でもその縁って、凄いな、面白いな、って思う。
これからも一緒に歩んで行けたら嬉しいです。
と、言いつつ、すぐ次の話で集まって、あ〜だ、こ〜だと言い合いするのは間違いないですがw でも、その時間がSEPTを作るのです。
本当にありがとう、うっちー
本当にありがとう、睦兄さん
そんな歴史を持つ三羽鴉
Vol.9からは四羽鴉になりました
HINA(雛菊)を生きてくれた今村美月ちゃん
今回はスポット出演という形での参加。
宣言通り、爽やかな風を吹き込んでくれた今村ちゃん。
Vol.10という記念公演で四羽鴉としてSEPT中枢の話を一緒に展開していくその姿は昔からいたような、そんな感覚に陥るほど。
HINAがいるバージョンでしか、描かれていないシーンもあり、そこで語られるのは、SEPTの歴史が詰まった言葉達。
重要でしかも難しい解釈も多いそれらを、あえて三羽鴉ではなく、HINAに託しました。
ウチクリ氏から「もっとある、正解があるはず」と何度も何度も繰り返したこのシーン。悩んで苦しんで、ようやく溢れ出た言葉は、全鴉たち納得の感情の高ぶりでした。
SEPTコラボ公演、セルアミも同時進行していた中で、こうしてしっかりと仕上げて最高の形で届けてくれた今村ちゃん。
まったく違う環境に飛び込んで、悩み、苦しみ、もがき続け、女優として一回りも二回りも大きくなった彼女の奮闘に盛大な拍手を。本当にありがとう、今村ちゃん
【四羽鴉】
青井さんの日々お届けしたアドリブ劇場w
それには彼の役者としてと演出としての意図がありました。
「観てくれている皆さんと寄り添ってSEPTのライブ感を伝えたい」
だからこそ、新鮮な感覚を求め日々更新し続けたのです。
「#青井ロス」をいまだ見かけるのが青井がしっかりと愛された証拠かなと思っていますw
黄経としてはいつも油断できない状態でめちゃめちゃ気を張り続けましたが。
だってステージに立つまで何やるかわからないからw
歌うシーンは何歌うか言わず、何か出すのも何出すか聞かされず、時には何か出すと言っておいて踊り出す。
右手の扇子をいつ振るかの勝負でしたw
溶けたバターなんて出すと思いませんよ、全くw
もちろんここは長年一緒にやってきた3人だからこそと言うことと、明確なきっかけとかの場所は絶対避け、スタッフ達に迷惑かけないように、次のシーンに関わるキャストへちゃんとパスを回すようにやるべき場所は決めてのこと。
さらにそこへHINAが入って"ボケ3:ツッコミ1"という四羽になったパワーアップ感w
こんな四羽を愛していただけたなら幸いです。
さて、本題ですが
詳しい情報は12月の振り返りで、これでもかと書いているので是非ご一読いただけたらと思います。
ここでは今回の見どころとして
HINAがいるver
HINAがいないver
という変化に着目していきたいと思います。
二つの世界軸、それによって起きる運命の流れは大きな変化を生んでいました。
HINAのいない世界では青井が軸を握って進めていくのですが、どうもその裏にはHINAの存在が見え隠れw
HINAが存在しない世界でも糸を引いていたのは、実はHINAだったと僕は解釈しています。だって、青井さん、いない日にHINAの"雪月花"は歌うわ、名前呼んじゃうわで、ねw
なのでこの世界に来たか来ていないかだけの話
HINAがいるver
HINAが青井とともに裏から糸を引いているver
という認識が正解なのでしょう。
そして今回のHINAがいるverのみで綴られたシーンで、HINAはついに三羽に叱られるシーンが。
いつも喧々うるさく言う黄経は、諭すように、いつも心穏やかな赤見沢さんが、厳しく言葉をHINAにぶつけます。
それほど二人も真剣に向き合っていたのでしょう。
そして、HINAは寄り添うために立ち向かっていきます。
HINA「たくさんの人が訪れて、気づきを得て、進んでいく。こうして縁は巡っているの。時にはいろんな試練を乗り越えて、時には時間を巡り、時には世界の壁を超えて、その全てが大きな一つの世界。とてもいじらしくて、愛おしい世界」
ここにSEPTの全てを詰め込みました。
Vol.10という記念公演、回数を重ねても、伝えたいことは変わってない
何があっても逃げることなく、自分自身と真っ直ぐ向き合って"気づく"ことができれば、そこがスタートになる。
遅すぎることなんてないんだ、っていうメッセージ。
この言葉をHINAに託した理由
三羽鴉は長くいるからこそ、見えなくなったものもあるかもしれない。ただ純粋に音楽を楽しむ。その言葉は新人のHINAが言ってこそなのかなと。
時間の概念のない三羽鴉も、いつかは未来へと進まなければいけない、ということでしょう。
HINA「今までの時間に後悔だってある、やり直したい瞬間だってたくさんある。でもそれでいいの。それ以上に笑うことができたから、その全てが私を作ったんだから。だから、気づかせてあげたい」
青井「お前の好きにするといい」
青井さん、本当HINAに甘いんですw
HINAの雛菊としての想い。初見でもHINAにはそんな過去があったのかと想像ができるように描きました。
ウチクリ氏と話して今回はVol.10、過去のSEPTもどんどん取り入れよう。と言う話のもと、描かせてもらったシーンの一つでしたね。
「あ〜あ、怒られんの俺なんだぞ!」by黄経
三羽鴉からの承諾を得た後のHINAの動きはもう早かったw
いろんなところへと赴き、寄り添い、導く。
過去に自らが時代を旅した経験があるからこその行動であり、結果だったのでしょうね。
そんな四羽鴉
リアニの世界だけでなく、もっと大きな枠で動いている存在、それが我々四羽鴉でした。
今回のエンディングライブでは過去を巡り、今一度「奉納の儀」の一幕をお届けしました。
雛菊と蓮、そして三羽鴉
2年前に上演した「FATALISM ≠ Another Story」の世界
ReAnimationとFATALISM
SEPTシリーズの中でもより色濃く繋がっている物語
物語とは別の視点ですが
MC晃鳴として
2時間40分走り抜けてからの…
こうですよ。
当時の記憶が蘇るような、優しく微笑む"蓮"
一瞬にして"蓮"としてステージに立つ修斗くん
本当に素晴らしい役者さんです。
最初からこの企画が立ち上がっていたわけではありません。
HINAエンディングライブは2回あったのですが、
一回は新曲「雪月花」と12月の「月時雨」
どちらも"雛菊"目線での歌であり、歌詞でした。
2回目に雛菊としてステージを再現する際に「FATALISM≠」が歌われることまでは決まっていたのですが、ふと思ったわけです。
「……蓮、いるなぁ」とw
「FATALISM≠」は蓮パートの部分もあり、12月の時は全てHINAが歌ってくれたのですが、今回ご本人がいる。
SEPT倉庫には衣装も揃っている。あとは本人の想いだけ
「タカオ君がそう言ってくれるなら、いつでも改めて練習します!」
そんな修斗くんの言葉で実現したのです。
実際に"衣装"と"蓮ノ刀"を劇場に持っていって写真送ったら笑ってましたがw
こうして時は巡り、今一度雛菊と蓮が再会し、奉納の儀を行うことができました。
三羽鴉は仕事中だったこともあり、化身は半分でしたがw
と、FATALISM≠をご覧いただいた皆様にはお分かりいただける内容なっておりましたが、リアニよりSEPT知ってくださった皆様には純粋に曲を、音楽を楽しんでいただけたなら幸いです。
蓮が気になった方はよければこちらをご覧いただければ嬉しいです。
そして青井さん、実はあの衣装始めて着ましたw
青井さんは"初演"FATALISMの"無二"というスピンオフキャラ
"≠"では後藤健流、紗亜弥兄妹が日替わりで"無二"を演じてくれていました。
結果こうなります
左から、
杉浦タカオ=諷経(ふぎん)
後藤健流=無二(むに)
ウチクリ内倉=無一(むいち)
後藤紗亜弥=無三(むさん)
緑川睦=堕印(だいん)w
SEPT公式You Tube「セプCh.」で謎に決まったネーミングw
無三は衣装を兄無二に取られたので諷経の羽織を奪って、着ておりますがw
これぞSEPT名物古参五羽鴉です。
これにHINAが加わり、"六羽鴉"となりました。大所帯ですねw
この先の未来も鴉たちはヒョコっと現れることでしょう。
減ったり増えたりしながら、その姿形をまた新たなものとして。
次回、最終回
UN1ON & Rapidly Last & 木葉
最後の瞬間まで綴らせてください。
「最後のその時まで、俺たちは音楽で繋がってんだから」
by遼