2026年 富士登山競走レポート 後編
富士登山競走から2週間が経過。次なる目標が定まらず怠惰な生活を送っています。
サウナの様な暑さで練習もはかどらず、モチベーションはダダ下がりです。
さて、賞味期限切れな感はありますが、富士登山競走レポートの後編(5合目以降)です。
◼︎5合目からゴール
5合目を2時間5分余りで通過しましたが、既に制限時間まで10分を切っており、関門までのカウントダウンが始まっていました。
5合目でもうやめようと思っていましたが、冷静に考えて歩いても完走はできそうだったので、行ける所まで進む事にしました。
ここでヘルメットを受け取ったのですが、アゴ紐が短く調整され過ぎていてアゴ紐が締まらず…
不運を嘆きながら、歩きながらアゴ紐を調整します。しかし、ある事に気づきました。
アゴ紐を調整しながらこんだけチンタラ歩いているのに何故か後ろから抜かれない…例年であれば5合目以降は抜かれる一方なのに…
6合目を通過しコースが広くなったところでスピードアップ。そうすると、周りを抜く一方になりました。
花小屋までの九十九折りの道でも抜く一方。自分の中で「ついに調子が戻ったのか」と幸せな勘違いが始まりました。
岩場では前が詰まる場面も多かったけど、依然として抜く一方。体力的にもそこまでキツさを感じない。
岩場を過ぎたあたりで4合目過ぎで抜かれた構一さんの姿をかなり上の方に発見。ここからは構一さんの姿を目標に進みました。
8合目通過が3時間43分11秒。ゴールタイムは約30分後の4時間15分に設定し、ゴールを目指します。
「昔なら既にゴールして下山を始めて8合目に戻って来ていた時間だ」と少しブルーな気持ちになり進みます。
8合目関門前後でようやく構一さんに追いつき、声をかけさせて頂き先に進みます。
ここからは歩き続ければ30分で着く事は分かっていたので、止まらない事を意識しました。
前半死んでいて大して走れなかった事もあり、悲しいかな体は元気。
止まらずに淡々と進み無事に4時間14分55秒でゴールする事ができました。
目標には遠く及ばす、全く良いところの無いレースでしたが、気持ちだけは持ち直し何とかゴールすることができました。
◼︎ゴール後
ゴール後はペットボトルのコーラを購入して早々に退散。下山で1時間30分は走らないとダメなので元気な内に下山開始です。
相変わらず単調な下りにうんざりしましたが、何とか我慢して5合目に到着。着替え場所で着替えを済ませ、バスを経て無事に下山しました。
あわよくば5合目から北麓公園まで走って帰ろうと考えていましたが、そんな元気はありませんでした。
◼︎まとめ
目標タイムからは大きく遅れ何とか完走するだけになってしまいました。
原因は分かりません。暑さなのか体調なのか…ただここまで走れないとは想像していませんでした。
今年も5合目通過が2時間5分余だったので、このままではAブロックでスタートできるのも来年が最後になってしまいます。
来年も都合をつけて再度チャレンジしたいと思います。
2026年 富士登山競走レポート 前編
富士登山競走から中1日、筋肉痛も大して無く体調は良好です。レース翌日は足のむくみが少し酷かったです。
思った通りの走りはできなかったのですが、それはそれで良い反省になると思うので次回に向けて記録を残しておきたいと思います。
◼︎レース前日
レース前日は富士吉田市内の常宿に泊まりました。毎回同じ所を利用しています。昔は安かったのですが今は一泊1.3万円ほど。それなら他の宿もあるかな…と言う気もしています。
中ノ茶屋に車を停めて周辺を散策、富士山の独特の匂いを嗅いで懐かしい気持ちになりました。
また、普段走っている斜度と比べたら少し緩やかな気がして、自信が湧いて来ました。これが錯覚である事は翌日身をもって知る事になります。
夕食はCoCo壱でカレーを食べて、コンビニで翌日の朝食を調達。オンライン英会話のレッスンをねじ込み、布団に入ったのは21時30分頃でした。寝れた様な寝れなかった様な…
◼︎当日
当日は4時15分起き、5時にホテルを出ました。駐車場を経て市役所に着いたのが5時40分位だったと思います。
まだ行列が無い内にトイレを済ませて荷物預けなどを済ましているとあっという間にスタート時間になりました。
今回はアップなしで体操のみでした。これが悪かったのかもしれません。
個人的にはレース前に一回心拍数を上げておくとレースで良く走れます。
スタート地点には10分前位に整列。Aブロックの最後方でした。Aブロックからスタートできればスタート位置にはこだわりはありません。
恒例のエイエイオーを経てスタートを迎えます。娘さんが登壇するのは大歓迎なんだけど、やはり最後のエイエイオーは親父さんにやって欲しいですね。気合いの入り方が違います。
◼︎スタートから5合目まで
スタートから最初の曲がり角を曲がったら後は登りだけ、後はゴールまでどんどん苦しくなる一方です。
この辺りはまだアップ感覚で走るのが正解なのですが、ジョギングペースなのに心拍数の上がり方が普通では無く息苦しさと暑さもかなり感じました。
練習でも稀に感じる症状で、こうなったら上手く走れなくなる事は経験的に分かっています。「あー、このパターンか」と気持ちが落ちます。
浅間神社前の給水で水を被ったところ、少し感覚が楽になりました。地味に暑さにやられていたのかもしれません。
パインズパーク前で18分通過予定のところ、19分31秒。既に目標から遅れはじめ、更に苦しい状態なので先行きは不安しかありません。
脱水を疑い水を飲んだりしますが、一向に楽にならず我慢の時間が続きます。
中ノ茶屋通過が、35分予定のところ、37分30秒。もはや末期症状です。エイドで被り水をかけてもらうも状態は改善せず、馬返しに進みます。
中ノ茶屋から馬返しの区間も周りに抜かれる一方で気が滅入って来ます。歩かない様には頑張りますが、明らかに前に進んでいない。このあたりから本格的に止めたい気持ちになってきました。
馬返しの通過が58分予定のところ、1時間3分22秒。2008年に参加して以来一番遅い通過タイムです。
馬返し通過後、鳥居をくぐったあたりから渋滞に巻き込まれてしまい、2合目あたりまで立ち止まる場面が多くありました。
脇から抜いて行くランナーもいたりしましたが、ほとんどのランナーは順番を守ってしました。
このあたりから本格的に止めたい衝動にかられ、気分も落ちてメンタルは最悪の状態でした。
4合目通過タイムから5合目通過が2時間5分位になると計算し、更にメンタルは悪化。完全にリタイアモードでした。
4合目を通過したあたりでゴリゴリと登っていく、本日のライバル構一さんに抜かれ、間も無く姿が見えなくなってしまいました。
5合目通過は2時間5分37秒。もはや足切り間際の時間になっていて完走の危機感も感じました。
5合目で止めようと思っていたのですが、何故そのまま進んだのか正直覚えていません。ただ、馬返しから5合目まで歩き通したおかげで脚は死んでおらず、この先の山道も登れそうな気はしました。
後半に続く



