(1250) 保育園と 高尾599の「語り」 | Miyabiomi天狗の風

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傘寿を過ぎ、今、これからの日本を支えて行く子どもたちが、正しく育っていくために。先ず、大人がしっかりしなければ!と、言いたいことを、易しい言葉で叫びます。

     5月15日(水) 皐月 立夏 蚯蚓出(ミミズ出る)

 

 母の日に 二人の息子(と言っても 何れも 40代の父親)が 我妻に 届けてくれた

「オレンジ色のカーネイション」と 「ムラサキの色のテッセン」の鉢が 玄関脇に置かれ、優しい雰囲気を醸し出しています。

 お庭の 主役は まだまだ「3種類のバラ」ですが、「カシワバアジサイ」が そろそろ主役になりたがっていますね。

 

    保育園と 高尾599の「語り」

 

 先週末から 昨日まで 保育園二つと 高尾599ミュージアムの「語り」が 続きました。

 

光明保育園では 私は「天狗つぶて」を語り、打越保育園では「くらぼっこ」を語り、599では、「天狗わらい」を 語ったんですが・・・・・ 

 

     「語り手」と「聴き手」が 通じ合う

 

 どちらかというと、保育園の方が、語り易いんです。

それは、聴く相手が決まっていて、分かっていて 「天狗のおじさ~ん」と言って、大歓迎してくれるからです。

 

 前回、たまたま休んだんですが「天狗のおじさんがいない・・・どうしたの~!!」と 大騒ぎになったんです。

 ただ、歓迎されるから いいではなく、聴き手は 語り手を分かっているし、語り手も、聴く相手のことが、よく分かっているから、両者が 通じ合うんです。

 

 何時も言う様に 「語り」で 大切なことは 語り手と聴き手との コミニケーション 阿吽の呼吸。反応を受けて それに応える語りが出来るんです。

 

 「天狗つぶて」では 悪いことをすれば「つぶてが飛んで来る・・・」

「今日の天狗さまは 悪者をやっつける、怖い天狗だあ・・」

 最初から 優しい天狗さまの お話をよく知っているから こういう反応になるんです。

 

 「くらぼっこ」でも、目を真ん丸にして 頭の中に くらぼっこの姿を 描いているのが分かるんです。

 

  だから だから 活き活きと 語り易いんですね。

 

    始まるまで「聴き手」が 分からない

 

  では 一方、「599ミュージアム」での語りは 始まるまで 誰が聴きに来るのか 何人来られるのかも 全く分からないのです。

 

 毎月 第二日曜日の 1:30~と 2:30~「おはなし会」があることは 予告されてはいるものの、それを知って 聴きに来る方は いないのです。2名ほど この会のことを知って、毎回ではありませんが、来られる方がおりますが・・・他には・・・

 

 また、「語り手」の関係者 知り合い、友だちなどが 来られるかことも ありますが、毎回ではありません。

 私も、毎回 語るとは 限らないので、こちらから誘うことは、殆どないので、時には 来られることはありますが、通常は来ませんね。

 たま たま 599に来たら 私を見かけて 聴いて行かれたことは ありましたが・・・

 

 そんな事で 大部分の お客さまは たま たま 599に来たら「会」があることを知って「覗いてみようか・・・」と 来られた方なんです

 ですから、2話あるのに、1話聴いて帰られる方もあるし、途中から来られて、途中で 帰られる方もああるんです。

 

 ですから、何も予備知識のない方に「へえ、面白し・・・もっと聴きたい・・・・」と仕向けないといけないのです。

 

 ですから、始まってみないと、お子さんがいるのか、多いのか、若い人が多いのか、高齢者が多いのか、高尾をよく知っている方なのか、初めて高尾に来た方なのか・・・全然 分からないのです。

 

      誰にでも 親しめる 面白い話?

 

 ですから、先ず「演目選び」が大変なんです。

  お子さまを含めて 誰でも親しめる 面白い話?でないといけないのですね。

 こちらが 是非 聴いて欲しいと思っても 聴く方が それに適さなければ ダメなんです。

 

  ですから、集まったお客さまの様子を見て 急遽「演目」を変更したこともあるんです。

 そういう意味では「天狗ばなし」なんかは いいですねえ。

 

 今回 私は「天狗わらい」を語って 立ち上がって「ウワッハ ウワッハ ウワッハ」と 呵々大笑したんですが・・・これは 受けるんです。

 何方でも よろこんでくださるんです。

 

 以前 ここで お話を聴かれて 「会」に入られた方が 3名おります。

嬉しいことなんですが、初めて聴かれて 関心を持たれて また聴きに来られる方は 少ないし、いや、殆ど無いし・・・難しいですねえ。

 

 でも、折角 会場を提供してくださってる 599担当者の方にも報いないといけないので 

何とか「会」を知っていただき「語り」の良さ・面白さを 感じていただける方が 増えることを念じてやまないのですが・・・・・

 

    You Tubeでも QRコードでも・・・・

 

 また599のご厚意で、「You Tube」 QRコードでも 私たちの「語り」が 視聴できるようになったんです。

 これも、もっと、もっと多くの方々に知っていただきたいと 願っているんですが・・・