アミティ移転計画、見直し! | 西宮市議会議員・たかのしん公式ブログ

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兵庫県西宮市の若手市議、鷹野伸(たかのしん)の公式ブログ。1990年(平成2年)生まれ・35才、政党無所属、現在2期目。日々、地元・西宮を奔走しています!

市役所本庁舎周辺の再整備について、構想の素案(中間報告)が示されたのは2019年12月のこと。
公共施設マネジメントの観点から、私はこのテーマに大きな関心を抱いています。

2019/12/23「速報!~どうなるアミティホール~」
速報!~どうなるアミティホール~ | 西宮市議会議員・たかのしん公式ブログ (ameblo.jp)

この直後に新型コロナの流行が始まり、財政状況の見通しが不透明となったことから、多額の財源を必要とする本事業については、見直しが進められてきました。
本日の総務常任委員会で、見直し結果の報告が行われましたので、お知らせいたします。

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ここで示されているのは今後30年間にわたる構想ですが、直近の動きとして、2028年頃までに進められる阪神西宮駅北側の開発事業があります。
開発は民間主導によるものですが、その一部に公共施設を移転する方針となっていました。
当初、ここにアミティホール(移設)と図書・情報館(新設)を整備する予定でしたが、今回の見直しによりこの計画は取りやめ。
かわりに、いま香櫨園にある中央図書館が移転することとなりました。
そして、アミティホールは市役所庁舎の建て替えとあわせて、現在の場所周辺で建て替えることに。
時期は明示されていませんが、おそらく2030年代後半といったところでしょうか。

私は、主に学校行事や部活動の大会で利用されているアミティホールについて、兵庫県立芸術文化センター@西宮北口のような、駅直結の利便性や豪華さを求めるのではなく、搬入等に用いる周辺のスペースや使い勝手を重視すべきと主張してきました。
その点では、土地の限られる駅北開発地域より、現在の立地の方が望ましく、両者の比較としては評価できると考えています。
また、新設の「図書・情報館」についても「それ、いる?行政がつくらなあかん?」と言ってきたので、今回の見直しで削除されたことは前向きに受け止めています。

ただ、ホールを現地で建て替えるとなると「使えない期間がある=代替場所の確保が必要」という懸念や、すでに老朽化が進んでいるアミティをあと10年以上も使うわけですから、いろいろ手を加えないと…という問題が発生します。
このあたりは計画の具体化に伴って、私としても検討や指摘を行っていきます。
完成までしっかり見届けるはずの年代ですし(笑)

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駅北開発・アミティ以外の再配置については、次回の投稿で詳しく触れたいと思います。
それでは今日はこのへんで!