建設常任委員長への就任が決まりました! | 西宮市議会議員・たかのしん公式ブログ

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兵庫県西宮市の若手市議、鷹野伸(たかのしん)の公式ブログ。1990年(平成2年)生まれ・35才、政党無所属、現在2期目。日々、地元・西宮を奔走しています!

本日、6月議会が開会しました。
6月議会の初日には議会役職の選挙・選任がありまして、今年度、私は建設常任委員長を拝命することとなりました。

1期目で常任委員長を任せていただけるとは思っていなかったので、貴重な機会を得られたことに感謝しています。
自分自身の政策提案に取り組むのはもちろんですが、今後は委員会運営という大きな責務も担うこととなります。
より一層、気を引き締めて議会活動に向き合ってまいります。

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建設常任委員会への所属自体は、2年連続となります。
役職改選前、最後の開催となった5/26の委員会では「リゾ鳴尾浜」跡地に関する報告がありました。
以前から展開を注視してきた案件ですので、本日はこちらの内容をお伝えいたします。

(ご参考)
2020/10/21「リゾ鳴尾浜のいま」
リゾ鳴尾浜のいま | 西宮市議会議員・たかのしん公式ブログ (ameblo.jp)

2020/10/28「リゾ鳴尾浜、営業終了へ」
リゾ鳴尾浜、営業終了へ | 西宮市議会議員・たかのしん公式ブログ (ameblo.jp)

2021/7/28「リゾ鳴尾浜の跡地活用について」
リゾ鳴尾浜の跡地活用について | 西宮市議会議員・たかのしん公式ブログ (ameblo.jp)
 

以前から経営不振に陥っていた「リゾ鳴尾浜」は、新型コロナの影響が最後のトドメとなり、一昨年の11月に営業を終了。
前回のご報告は「その後の活用について、民間事業者の意見を聞いていくことになりました」というものでした。
また、この間、建設常任委員会では施策研究テーマとして本件を取り上げ、方針の早期決定を求めています。

※提言書はこちらから。
https://www.nishi.or.jp/nishinomiyashigikai/session2/session2_06/iinkai-theme.files/03kensestu_kenkyuhoukoku_2.pdf

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跡地の活用は民間事業者に委ねる方向性で、第3セクターによる運営の弊害を訴えてきた立場としては、前向きに受け止めています。
ただ、その中で大きなネックとなっていたのが、市が所有する従前の建物をどうするのか?(解体?修繕して活用?)という課題でした。
解体にも修繕にも億単位の費用が必要と見込まれるため、事業者としては事業計画が成立するかどうかの重要なポイントです。
一方、市としてはできる限り公費の支出を抑えたいところで、その条件を慎重に見極めてきました。

市場調査に参加した大半の事業者は「解体or修繕費は市が負担してくれないと無理っすよ…」というニュアンスだったようですが、一部の事業者から「建物の譲渡を受け、大規模修繕を事業者負担で行うことも検討しうる」といった声があり、この度、改めて対話が実施されました。
ちょっと期待できる展開だったんですが…結果はやはり「民間事業者では既存建物の再利用は困難。市で解体したうえで、その跡地を民間事業者が整備する計画としてほしい。」とのこと。
どうやら、建物は市が解体したうえで、民間事業者に跡地を活用してもらうことになりそうです。
ただでさえ公金を投入しまくってきた施設ですから、多額の解体費の支出を認めたくはありませんが、解体しないと今後ずっと活用もできず、賃料も得られないわけですから…やむを得ない着地点かなと考えています。

それにしても、「建物は解体せなあかんっぽい!」って結論を導くまでに、1年半もかかるんですね…行政ならではの仕方ない側面もあるんですが、このスピード感はなんとかならないものか。。。
再整備の期間を考慮し、公園全体の次期指定管理の期間を「2025年3月まで」にするとのことで、新施設(?)のオープンは早くて2025年4月なのかな、と予想しています。

今後は検討が一段階具体化していくものと思われますので、引き続き必要な指摘・提言を行ってまいります。
委員会で示された資料は、こちらをご参照ください。



 

それでは今日はこのへんで!