大ちゃん、ありがとう！！

更新が遅くなりました、理由は娘が来ていたため、が一つですが、何より大きな理由は大ちゃんの演技があまりに凄くて冷静になるのに時間がかかったからです。
だからと言って冷静になったわけではありません。
あれだけの演技を見せられたら興奮状態を脱するのはかなり困難です。
とりあえず今の思いを書いておこうと思います。

言葉が見つからない。
人は予想を超えるものに遭遇すると言葉を失う。
大輔氏のブルースが正にそうであった。

やや緊張のみえる表情でスタートポジションにつく、ポーズをとった瞬間から緊張の表情は消え会場が大輔氏の色に変わっていく。
４回転ジャンプの着氷で大輔氏の何かが解放され会場は一気に彼のものとなる。

ブルースの調べとともに我が物顔で思う存分、跳び滑り踊る。
観客全てが大輔氏の世界にただ魅せられ嬌声を発し続ける。
心地良い興奮の波が次から次と押し寄せ飲み込まれて酔う。

挑発するような笑みを浮かべる、ゾクゾクするような色気を放つ、そうかと思うと抱き締めたくなるような切ない表情に変わる。
どの表情も動作も手が届きそうで届かないもどかしさを残しながら目の前を滑り去っては又近付いてくる。

心を鷲掴みにされるとか惹きこまれるとか、そんな言葉さえ色褪せるほどのとてつもない魅力を放出し続けた４分３０秒だった。

今夜大輔氏は自分の理想とするものを手に入れただけではなく、自ら理想を超えたのだと思う。

何をどう書けば良いのか分からない。
あまりに素晴らしく何もかもに心を奪われたブルースだった。
今シーズンの締め括りにとてつもないプログラムに昇華させた大輔氏。
何という男だろう。
神に魅入られた者が本気になると進化は加速し続け誰も追いつけない高みへ駆け上がるものらしい。
今日の演技は目的地までの通過点なのだということを忘れそうだ。
そう、通過点なのである。
この先に見せる演技がどんなものになっていくのか最早想像も出来ないけれど、もっと凄いものを目撃する日が来る事だけは間違いないだろう。

この表情にやりきった安堵感が詰まっている気がします。

今日の演技を歌子先生にも見ていてほしかったと思ってしまいました。

大ちゃん、ひとまずお疲れ様でした。
今シーズン最後に自分自身、納得いく演技で終わる事ができて本当に良かったと思います。
言葉を失うほどの興奮、感動、歓喜、幸福感etc　ありがとうございました。
あなたのファンで良かったと心から思います。
そして、ファンとしてあなたを誇りに思います。

大ちゃんの演技を讃え、各国の選手の皆様がスタオベして大ちゃんを迎えてくれました、キスクラの上に集まって賛辞を投げかけてくれました。
大ちゃんはこんなにも愛されているスケーターなのだと涙が出ました。
スケーターとして素晴らしいだけでなく、人柄がそうさせるのだろうと思います。

あらためて、ソチ五輪まで現役続行を決意してくれてありがとうと言いたいです。

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