もう数日経ちましたが
ガルシアがようやく勝ちましたね。
しかし、
パッティングは相変わらず酷かったですねえw
なのに勝った。凄い。
あの重たいフェースバランスのパターでクローグリップは
なんだかしんどそうでした。
前は確かピン型使ってましたよね?
まあ、相変わらずの凄いショット力でした^_^
上海でのWGCの試合で生で何度かみたことがありましたが
本当に美しいスイングです。
あの手元/シャフトがストーンとダウンで落ちてくるのは
みんな憧れますよね。
さて
今日は前回の目の情報にとらわれるお話にも関連しますが
パッティングの視覚情報のお話をしてみたいと思います。
(ガルシアの場合は
ショートパットで手が動かないという事で
また別の次元のお話になるかと思いますが)
先日お客様でこんな話がありました。
その方は最近ずっとパターの調子が悪く
お家のパターマットでパッティングの練習をしても
何回やっても2mくらいのショートパットが3回連続で入れられなかったようです。
そこで目を瞑ってやると
なんと一発で3回連続成功したようです。
これはまさしく目の情報にとらわれているという事ではないでしょうか。
スイングの話では割とよく聞くお話かもしれませんが
パターでもよくある、上級者でもあるって事に気付いて欲しいです。
この前の記事でも言いましたが
多くの人はこの視覚情報にとらわれている事に気付いていません。
マニアックなゴルファーの方でも。
ショットで言うと
バックスイングで急いでしまう方もある意味同じ傾向がある場合がありますが
切り返しから手元が急いでしまう人は
切り返して直ぐに
「手元がボールに向かってしまう」もしくは
「手元がおりず固まってしまう」
方が多いです。
結果、インパクトで僅かに合わせてしまっていたり(→気持ちよくリリースできない)
カットに入ってしまうのがオチです。
振り遅れのインサイドアウトもあるでしょうか。
アベレージ以下の方の多くはこの傾向があります。
例外は
女性に多い「一見オンプレーンだがアーリーリリースで相殺している」
場合でしょうか。
なのでアベレージ以下のゴルファーでよくある教えとして
-右サイドで振れ
-右足前でインパクトしよう
-(右サイドの懐ありきですが)右の懐にグリップを落とそう
-ダフるつもりでいいから振ってみよう
-切り返しから腕を積極的に下に振ろう
などがあります。
一言で言うと
-右サイドに仮想のボールをイメージして振る
感じです。
腕を振るイメージが右サイドでも
前腕のローテーション、遠心力、体の軸回旋などで
クラブはフォローサイドへの推進力を得られますので
ボールに合わせない自然で効率の良いスイングになることが多いです。
パターでもごく僅かかもしれませんが
よく同じようなケースがみられます。
特に素振りと球打ちとスイングが違うねと言われる人は
視覚情報にとらわれないように
これらの意識を持ってみることをオススメします!
目を瞑って身体の深部感覚の働きかけ
普段のスイングとの違いをフィードバックとして得るのも良いでしょう。
また素振りするときも実際にボールを打つ意識でやってみるといいかもしれませんね^_^