おはよう御座います。
昨日は浅間スキー場へ行ってきました
透き通った空気で心地良かったです!
さて、本題です!!
身体改善コラム第2弾!
膝痛の見分け方
〜階段で膝の痛みが出るとき〜
前回のブログでもお伝えしましたが、痛みの原因を知らなくては、適切な対応は出来ません。
◯膝はいつ痛みますか??
寝ている時、歩行中、階段の昇り降り、下り坂、横への動き、回旋動作など様々。
そんな中、
今回は階段の昇り降りや下り坂で痛む方の原因を探っていきます。
「歩行は痛くないんだけど、階段の下りだけ痛いんだよなー」って仰る方、
じっさい多いです
「歩行と階段」、一体何が違うの???
よーく考えて下さい。
そうです!
膝の角度違いますよね
画像をご覧下さい。
階段昇降時
階段下降時
少々、階段をモチーフにしたつもりが台が大きかった、、、
膝が歩行の時と比べて階段だと深く曲がりますね
このように、
膝の角度が45°〜90°あたりで痛むのであれば、膝蓋大腿関節由来の痛みである可能性が非常に高いであろうと予測できます。
膝蓋大腿関節とは、膝蓋骨と大腿骨が成す関節です。
正面からの写真。
何故、45°から90°なのか??
少しだけ紹介します。
横からの写真で動きを確認。
膝蓋骨の位置に注目!!
膝が伸びている状態。
↓
膝が曲がっている状態
下に滑り降りています。
そして大腿骨との接触面積が増えています!!
接触面積が増加した時に、膝蓋骨は大腿骨の上を正しく動けているのか??
ここに膝痛改善のヒントが隠されています!!
膝蓋骨の正しい動きを阻害してしまっている組織が分かれば!
更に対象が絞れてきます
膝蓋骨に関係のある、
・膝蓋下脂肪帯
・腸脛靭帯(ITT)、外側広筋(VL)、内側広筋斜走(VMO)
の萎縮や拘縮を改善すれば膝蓋骨は大腿骨の上を正しく動き、
接触面積が大きくなった時にどこかへ負担をかけずに済みそうですよね
その後は股関節や足首、体幹周りの動きなど隣接部位も改善していけると良いです
もちろんインプットに関わる体性感覚、視覚、前庭覚も含めてです
今回はいつ痛むのか?そして、痛む時と痛みのない時の関節の動きでは何が違うのか?
これがキーポイントです。
次回は膝蓋骨の動きに関係する膝蓋下脂肪帯、腸脛靭帯(ITT)、外側広筋(VL)、内側広筋斜走(VMO)についてと他の膝の痛みの可能性について考えてみましょう!!
でわ!
たかね
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次回は12月5日(木)17時〜 残り2名です。