こんばんは。
前回のブログは手の使い方って意外に大切ですよね!!という記事でした。
その際にいくつか写真を列挙して、皆様にも考えて頂きました![]()
前回の記事を読んでいない方は1分で読めるので見てください。(前回の記事→こちら)
前回の記事の写真の共通項について私なりに考察して見ました!!!
サッカーの競り合いでは、相手を抑える側の手は尺骨側で、逆側の手は回内気味です。
字を書くときは、左手は尺骨側で支えて、右手は回内気味です。(右手で字を書く場合)
ってことは左右どちらかの手や脚を自由に使いたい時は、逆側の手はしっかりと支持する。
その為に、支持側の手は尺骨側に圧を感じるように使うのではないかということです。
写真の共通項は小指側(尺骨側)で支持して、自由に動かしたい側の手は回内気味に利用しているのではと私は考察しました。
尺骨やら回内やら専門的な言葉が並んでしまっているので、少しそこの辺を整理する為に、
手の解剖だけ簡単に触れます、、、
イメージつかない方は、下記の写真を参照下さい。
【身体運動学 関節の制御機構と筋機構 市橋則明 P133 図3参照】
手には、こんなにたくさんの骨があります![]()
親指側にある手首から肘まである骨を橈骨。小指側にある手首から肘までの骨を尺骨と言います。
図の舟状骨側にある大きな骨が橈骨。その隣にある細い骨が尺骨です。
肘を曲げて手のひらが下に向くよう回すことを回内。【写真1 左手】
肘を曲げて手のひらが上に向くよう回すことを回外と言います。【写真2 左手】
また、関節の動きの特徴として、前腕の回旋運動は橈骨が尺骨の周囲を回るように動くように出来ています。※1
やはり、尺骨が支点になるのか!!写真の共通項の考察と半ば強引に結びつけてみました笑
他にも親指側は動かしやすいですが、薬指や小指は動かしにくいです。
また、筋連結も関係してきていると思います。
いやー、人の体は面白い!!!
この手の動きを逆転させて運動すると本当に難しいんです( ; ; )
字も書きづらいです。
競り合いで相手選手に対して橈骨側で抑えに行くと、下半身・体幹の安定が破綻し、
反対側の脚の自由度が効かなくなります。
試してみて下さい![]()
一方を自由に動かす為には、一方を支持することが大切だとわかりました!!
次回はこの運動動作がうまく行く為のトレーニングを考えていきたいと思います![]()
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前回の記事や今回の記事のように、日常やスポーツシーンでの運動動作を考えると非常に面白いですよね![]()
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トレーニングのヒントが得られます!!
たかね
【参考文献】
※1 解剖からアプローチするからだの機能と運動療法 上肢 著者:青木光広





