ゆっくりズム | 毎日は旅のごとし日記

毎日は旅のごとし日記

いわゆるアラフォー世代です。できれば毎日をほのぼの楽しく過ごしたいと思っております。

やっぱりここの山の稜線がめちゃ好きだ。

あと川の流れも。

なんだか長野県の上田を思い出す。

ここも山並みと川がめちゃ好きで観光地しすぎず

人も多すぎない。

 

すっごく寂れてる感じ確かにあるし

人少ないし

かつて織物で有名だった場所だが以前よりは静かだし

 

なんだけど、

 

小規模ではあるけれど

あんまり目立たない感じではあるけれど

よーく見ると実は色々やってて

やっぱり最初もそう思ったけど

ここ結構おもしろいと思う。

 

あくまで私にとって、なんだけど。

 

ここにはいくつか織物に関するものや

桐生の歴史に触れた資料館等々がちょこちょこある。

この手の資料館とか結構好きだしおもしろい。

 

群馬最古の洋風石造りの洋館、絹撚記念館残が産業遺産として残されていて郷土資料等々が展示されてるんだが。

まぁめちゃ雰囲気がステキ!

明治時代の趣がそのまま残っててタイムスリップしたみたいだ。

 

明治時代に使われていた大金庫。

 

入ってすぐ

 

キターーーーーーーーーー!!!!

やっぱりだった。

やっぱりだった。

やっぱりだった。

 

桐生市って縄文式土器バカスカ出土する場所だったのだ。

しかも旧市内の遺跡の数は100か所を超えており

縄文式土器どころか

石器時代の矢じりもバカスカでるほど

超大昔から人間が好んで住む土地だったのだ。

 

しかもーーーーー!!

私の中でアツイ製鉄に絡む遺跡までが多く出土している

超魅力的な土地なのだーーー!

 

私が「ここいいかも!気がいいかも!」と思ったのも

やっぱり動物のカンが働いたのかも。

 

 

 

で私がとても興味を持ったのが

この洋館でその存在を知った前原悠一郎氏。

桐生の発展に一役買った実業家なのだがなんともユニーク!

詳しくは気が向いたらそっちで書こうかな。

 

 

歩いててもとても楽しい。

こういうの大好きだ。

 

とても風情があるし

長野の駅前から善光寺に向かう道もこんな感じだなー。

でも今日は暑すぎて一番奥まで歩くの無理ー!

 

昔の建物をそのまま残して街並みを保存してるのほんといいな。

こういう味噌蔵、酒蔵、塩蔵も壊さずにそのまま残して

こういう建物を芸術を発表する会場とかに使ってるのすごくいい。

 

町全体で古いものを大事にしようとする流れがあって

未だにかなり昭和チックな喫茶店がいくつも残っていたりする。

雰囲気もよくて居心地がいい。

 

ハンチングの高齢のマスターがいる喫茶店

超落ち着く。

 

そもそも桐生は「ゆっくりズムのまち桐生」というスローガンを掲げていて、もうこのまんま。

そのくらいのリズムがニンゲンには丁度いいのかも。

 

あと外国人がいない。それが心地よかった。

土地の人々がなんとなーくだけど人々が気さくで親切なんだけどほどよく品がいい感じがするのは気のせいか?

 

織物の資料館

桐生の織物の存在って想像していたよりずっとすごくて

日本のゆかた産業ってほぼここが貢献してる。

 

群馬には世界遺産に登録された「富岡製糸工場と絹産業遺産群」があり桐生もすごく貢献しているところ。

今後富岡製糸工場や実際にお蚕さんを育ててまゆから生糸を作っている碓氷製糸株式会社にもめっちゃ行ってみたい。

 

ここの1Fにはお店があって色々織物や絹やまゆに関するものが売られてるんだけど、個人的にうひょうひょだったのが

正絹の端切れの数々。こんなマニアックな絹の端切れをお手頃に買えるなんて多分他にないと思う。多分好きな人は絶対ハマる。

 

フツーシルクのショールってそれなりに高いのだが染めてないお手頃シルクショール生地が売られていて、「自分好みに染めてください」を前提に売ってるの楽しすぎる。

 

個人的には桐生で織られたヘンプ生地とかあれば

もう!たまらん!てなるのだが。

そういうものはこれからゆるゆると楽しく探して行こう