山木枯槁(さんぼくここう)と読みます。
昨日、上野の春日大社展へ行ったのですが、
いやいやすごく見ごたえありました
また、なんで今の時期??と思っていたのですが、
丁度昨年末に式年造替(しきねんぞうたい)が完了し
20年に一度のリニューアルが完了したからですね~
リニューアルにともなって狛犬とか絵画の壁とか新しく変えたので
古いバージョンを今回の展覧会で展示されていたんですね
中に実際に春日大社で昨年見た壁の絵が展示されていてびっくりしました
この春日大社の神様って芸能がお好きなんですよ~
芸能発祥の地とも言われています
奈良でも有名なお祭り「おん祭り」というお祭りがあって
平安時代から一度も途切れずに続いているお祭りがあるのですが
毎年12月17日に1日中、猿楽、雅楽、神楽、舞楽等々が奉納されるんです
ま、あれですね、日本最古の芸術祭フェスですよ、フェス
(笑)
春日大社といえば影向の松があるところで能舞台の板に書かれた
松の起源となった松があって能舞台とも縁の深いところなのです
この春日大社には山木枯槁(さんぼくここう)という言い伝えがあって
春日の神様もたまに人間に嫌気がさして『もういいっワシもう帰るっ
』って
ブチ切れちゃうときがあるらしいです~(苦笑)
神様が帰る準備を始めると神聖なる春日の三笠山の木々が
大量に枯れ始めるのだそう・・・
そんな怒っちゃった神様を唯一お引止めする方法があるのですが、
それが、『音楽』なんですって
「音楽は神の言語」とも言われていて、御神楽がいい例ですよね~
実はおん祭りはガッツリ見たことがないのですが、すごく華やかなお祭りなので
一度ライブでフェスに参加したいなぁと思います。