富士山 御殿場ルート スキー・1回目 | スキーと登山 髙波太一ブログ

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山とスキーのいろいろ

171228
年末の休みを利用して富士山で滑ってきました

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静寂の水ヶ塚駐車場
トイレも自販機もあって快適)^o^(

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日出時刻は水平線で6:53
このあたりでは7:10頃でした

一瞬の赤富士 綺麗ですね
凱風ではないが快晴

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↑国立天文台HPより
左から
年月日/日出/方位/南中時刻/高度角/日入/方位

7:30御殿場口発 1300m
舗装路を延々歩いて

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8:00新5合目 1440m
売店もトイレも閉まっています
外気+5℃ 湿度52%微風

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107年前の昨日スキーに来た人が!
半端ない、、(。-∀-)
エッジも無い板でどうやって?? 

レルヒさんが1911.1.12なので
その2週間前ですね

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8:25大石茶屋 1500m
屋根が低いのは富士山の山小屋の特徴

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火山灰土のジャリジャリ道
見えれど遠い富士の山とな  

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9:25 新5合5勺 2000m
外気0℃湿度40% 斜度22°

道標が頼りです
ブル道と迷わないよう地図と
高度を良く見ましょう
基本 直登ですね

裾野では自衛隊の演習による発砲音が
ポンポンどーんと響いています
右は米海兵隊キャンプ

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10:20須山口分岐 2200m
外気−4℃湿度70%斜度26°

ここらから雪が増え、土が凍り始めました
キックステップが刺さらなくなってきたので
アイゼンとピッケルを用意します

長めに休憩を取って腹式呼吸し 体を慣らします

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ガスももくもく

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12:05 2500m地点
断続的に強風

徐々に斜度が増し、気温が下がると共に
上空では障害物が無くなるので
風速もうなぎ登りです

特にこのような独立峰では
風上からぶつかった風が山を巻き、
重なった所で時として突風が起こります

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正午を境に急激に風速が
増し、体が押されるくらいになってきたので
ここで諦めて下山開始 

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外気−8℃ 湿度80%斜度26°

風は有りますがさほど寒くない感じ
朝は乾燥してましたが日射に晒されて
水分が蒸発したのですね

オニギリやペットボトルの飲み物は
凍って食べれなくなります
パンとテルモスに入れた白湯で補給します

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バーンはカリカリ氷と雪、砂粒のミックス
せめてもの平らを見つけて
慎重に板に履き替えます

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下りも慎重に

技術的には
シェーレンでのトラバース、谷開きシュテム、
強い角付、木の葉落としをすれば降りられます


14:55 須山口分岐
雪が途切れ途切れになってきました

そのうちでスキーも終了
あとはブーツでカコカコと下山
日も沈み表面が徐々に凍り始めます
今夜も晴れて放射冷却でよく冷えるでしょう

16:40 車に到着



帰りは「御胎内温泉健康センター」で暖まり
露天やサウナ、ジャグジー有りで¥500
掛け流しではないですが
設備の割にリーズナブルで良かったです

JAFカード提示でタオルが借りれます



総評:
・人も居なくて快適、1日晴れで
景色がずっと見れた
・山としては単調で飽きて来るので
ラジオなど娯楽があった方が良い
・下山後 親指の爪が死んでしまったので
爪はよく切っておかないと
・エッジは丸くても何とかなるが
研いだ方がより楽できそう
・グローブは3本指のミトンがよい
・日中一時暑かったくらいで
終始マイナスだったのでスキーウェアで
ちょうど良かった
・飛行機(旅客機?)が頻繁に飛ぶので
風の音と勘違いしないよう聞き分け



とりあえずドデカい富士山
静岡に居るうち何回来れるか
数えてみましょうかね(^O^☆♪

続きます

山岳指導員 高波太一