2024年4月7日
「松山千春  ON THE RADIO」(1)

 

松山千春コンサート・ツアー2024「友よ」。大成功だった4月4日、鎌倉芸術館での初日の感想を「鎌倉芸術館、本当に有り難かった。やっぱり俺はみんなに支えられながら、こうして歌ってるんだなとつくづく感じた。みんなが一曲一曲聴き入ってくれる。どれほど嬉しいか」と感謝しつつ上機嫌に語っていた。

 

その嬉しさもあってのことだと感じたが、ステージでの裏話、主に自身の失敗の数々をオープンに楽しそうに語っていた。

 

それらの語り全文を松山千春画像下のボールド箇所にまとめた。

 

鎌倉芸術館でのセットリストは以下🔗

 

 

 

(00:35~)
さて、春のコンサート・ツアー「友よ」、4月の4日、鎌倉芸術館、初日、無事終了いたしまして。まぁ、終了したと言うかな、やっぱりあの幕が開く前からみんなが拍手、拍手、で。今回の鎌倉はちょっと違ったかたちでコンサート(ステージはスタートしたんだけど。

嬉しかったねぇ~!ほんとに、一階席、二階席、三階席、元気だったなぁ~。とくにアンコールに入ったらもうすごかったなぁ。三階席なんか立ち上がって拍手してくれるのは分かるんだけど、“頼むから落ちるなよ”…ねぇ~。“転ぶなよ”…それだけが心配だったりするわけでありますが。鎌倉には3日の日から、まぁ、ゲネプロ、最終リハーサルをやったんだけど。(…)


(08:11~)
鎌倉芸術館、本当に有り難かったなぁ。やっぱり俺はみんなに支えられながら、こうして歌ってるんだなぁってつくづく感じたもんなぁ。だってさ、去年の12月札幌、カナモトホールから1月、2月、3月…、ま、レコーディングあったかも知れないけど、基本的に暇だったもん。一週間に1回のこの番組が仕事と言えば仕事でさ。あとは暇だったからさぁ。(…)けど、なんだかんだ言ってほんとに何もしなかったような3か月間、だったわな。

 

やっぱりステージはいいわ。みんなが、もうほんとに一曲一曲聴き入ってくれる…どれほど嬉しいか。みんなと違ったワクワク感、一曲一曲歌うたびにワクワクしちゃうんだよ、こっちは。それと俺の場合、ヒット曲ってそんなにないからさ。多分みんなも知らないような曲、歌うべ。そうすると、すごい“伝えたい”“これを伝えたい””この曲のこの詞の部分を伝えたい“っていう思いが強く出て来るんだよな。

 

まぁ、こんな感じでツアーが始まっていくんだなぁと思ったら、メンバー共々、”嬉しいな~。やり甲斐のある一日だなぁ“みたいなね、そんな感じがね。メンバーの連中の顔を見ていても”よかったですね~!“みたいなな。

 

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また、俺が歌の入るところを間違えることもなく。だいたいイントロの長いやつとか、結構間違ったりなんかするんだ。あと間奏の長いやつとかな。いつもコンサートで”間奏、まだありますよ~“みたいな感じの時に歌い始めたりなんかするんだ。で、バックのメンバーに”いやぁ、申し訳ないなぁ~“みたいな気持ちでね。

コンサート、来られた方は、そういうことが度々…しまいには歌詞を間違えるなんて言うね。ちゃんとお客さんにも分かるようにって、ステージには歌詞が出るようになってるんだよな。それを間違うんだから。大した度胸だよな。

 

「何と言っても俺が作って俺が歌ってるんだからな。ん~、どういうふうに歌ってもいいだろう!」「こういう歌い方もあるんだ!」とかね(笑)。それとさ、これはやっぱり作った人間じゃないと分からないんだけど。元の詞、で、変えてレコーディングした、そしたら元の詞が頭に残っていて、フレーズ的に“あっ、これ来たらこれだよな”って歌っちゃう場合もあるんだよ。このへんがシンガーソングライターの辛いところだったりなんかしますけどね。

 

しかしながら、ほんとに鎌倉芸術館、みんな、最後立ち上がって頑張って応援してくれて、ありがとう!いいスタートが切れたと思ってます!今回1曲目、そんなみんなに松山千春「感謝」