2024年3月17日
「松山千春 ON THE RADIO」(2)
去年の春のツアー、東京国際フォーラムで「右目がほとんど見えていない」ことを松山千春本人が初めて公表した。先日、その治療のため白内障の手術を受けたようで、無事終わったことをこの日の放送で報告していた。
(07:09~)
私は先週ですね、みなさんには言ってなかったんですけど。右目、去年からだな、右目がほとんど見えない状態だったんだよ。ぼゃ~っとしてな。で、左目だけで歌詞カード見ながら歌っているっていう状態だったんで、眼科へ行きました。
そしたら、左の目は0.8から1.0ぐらいの視力がある。ところが右目が0.03…っていう厳しい状態にある。これはもう白内障の手術をしましょう…。で、朝から行って、午後一時頃から手術をして、その日病院に一泊。
俺は病院に一泊することは全然何ともない話しなんだけど、その間、煙草が吸えない、っていうのが一番の悩み、苦しみだったんだけどなぁ。でもしっかり右目、治りまして。
(…)白内障の手術は実に簡単でした。ただ目を開けてればいいだけでしたしね。違和感も、痛い、痒いも全然ありませんでした。(…)
(手術前に)いろんな検査、やらなきゃなんないんだ。これがちょっと、まぁ、苦痛だったなとは思いますけどね、手術はもうほんとに全然なんって言うことなかったです。(…)白内障については私、自分で体験しましたから、ほんとになんてことなく終わりますから。まぁ、10分か15分、ベッドの上で目を開けてればいい、ただそれだけですからねぇ。
ぜひみなさんも、不安があるなぁという方はやってみてはいかがかなぁと思いますけどね。(…)
松山、目も良くなりましたし、ますます元気で春のコンサート、迎えたいと思ってます。
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(2023年5月東京国際フォーラム)
病気についてはド素人の私に何が分かるわけじゃないけど…。
去年、国際フォーラムでの発言を聞いた時には、即座に糖尿病の合併症、糖尿病網膜症のことが過り深刻に心配した。
糖尿病の人が、糖尿病網膜症以上に発症する確率が高いのが白内障(糖尿病白内障)というデータもあるので、カミングアウトされた白内障が、持病の糖尿病とまったく無関係ということはないような気がする。当然、ラジオでそこまで詳しく説明する義務はないけど。
その上で、どうあれ今回の松山千春の発言からすると、少なくとも目は大丈夫で、不具合はクリアになったということなのかな?それならそれで、まぁ、一安心。あくまで一安心。
松山千春の話を聴きながら聞こえてきた松山千春の「生きております」
どういう病かは別としても、年齢を重ねて私もいつか歩く道。時に病も抱え、病と付き合いながら、どうあれそこで楽しむ。今を楽しむ。「何て楽しい人生なのか」
この頃よく 昔の事 思い出す 懐かしむ
身体はもうボロボロだし 速すぎる世の流れ
あとは何が出来る ここはひとつ派手に
そして 今日も 生きております
何て 楽しい 人生なのか
(松山千春「生きております」抜粋)