さだまさし
50th Anniversaryコンサートツアー2023
~なつかしい未来~
一夜 グレープナイト
放送内容
さだまさしアーティスト活動50周年を記念し開催される4公演、全く違う内容のコンサート。第一夜は50年の時を経て復活したグレープナイト!
1973年に「雪の朝」でデビューしたグレープ。第2作「精霊流し」に加え、「無縁坂」「縁切寺」などが人気を博し時代を代表するフォークデュオへと成長を遂げた。1976年からさだはソロ活動を始めたが、グレープ時代に培ったものがソロ歌手・さだまさしの“原点”だ。
昨年11月には、かつてグレープとしてのラストコンサートの舞台となった東京・共立講堂で一夜限りの復活コンサートを開催、そして今年2月には47年ぶりのオリジナルアルバム発表と、今もその“原点”はさだの中で揺るぎない地位にある。異なる四つのステージで構成された今回の50周年記念コンサートの最初に置かれたのも「一夜 グレープナイト」。盟友・吉田政美との息の合ったやりとりが見逃せないライブの模様を存分にお楽しみいただきたい。
放送日
2023年12月24日(日)WOWOW
収録日・収録場所
2023年6月29日/東京 東京国際フォーラム ホールA
オンエアリスト
01. 雪の朝
02. 紫陽花の詩
03. 蝉時雨
04. 殺風景
05. 残像
06. 夢の名前(メイン歌唱:吉田政美)
07. 天人菊
08. 花会式
09. 19才
10. 交響楽
11. 縁切寺
12. 無縁坂
13. 精霊流し
視聴後所感
コンサート開催日にテレビニュースでも報じられていたが、秋篠宮ご夫妻・悠仁さまがこのコンサートを鑑賞されている。
実際の会場では16曲歌われている。放映には収録されていないが、ダブルアンコールでの「掌」、これは放映に入れて欲しかった。放映では今年2月、約47年ぶりにグレープ名義でリリースされたアルバム『グレープセンセーション』から「天人菊」と「花会式」の2曲が入っていた。
全曲、グレープの二人のアコースティックギターと、途中からアコースティック編成の4人のバックサポートが入った。全編通してアコースティック、シンプルな演奏で届けられる歌の世界は聴き入るにじゅうぶん。公演開始から数曲はグレープ50周年を記念して作ったペアのテリーズ・テリーギターを使っていた。ヘッドには「GRAPE 50th Anniversary Model」とインレイが刻まれている。さだまさしが使っていたノンカッタウェイのギター、ぜひとも弾かせて欲しいと観ながらずっと思っていた。
この日の放映で、別々の4つのコンセプト、まったく別のセットリストで構成された「さだまさし50周年記念コンサートツアー~なつかしい未来~」は全て放映されたことになる。どれもよいコンサートだったし、この企画自体が50周年を飾るにふさわしいものだった思う。
(さだまさしInstagramから)
※第二夜~第四夜の放映内容は以下🔗
__