SONGS 第629回

鈴木雅之

 

■初回放送日 2023年4月27日 22:00~22:45

■再放送日  2023年5月1日 23:50~翌0:35

■見逃し配信 NHK+(NHKプラス)放送日から1週間 *登録(無料)により視聴可

■番組紹介

 

"ラヴソングの王様"こと鈴木雅之
デビュー以来、多くのクリエイターとコラボレーションしてきた
その華麗なる歴史に責任者大泉洋が迫る
そして、小田和正・山下達郎からのSPメッセージも・・・・・

 

4月27日放送のSONGSは、鈴木雅之を特集。
デビュー以来、幅広い世代のクリエイターとコラボレーションしてきた鈴木雅之。
知られざるコラボ秘話やマーチン流コラボの極意に大泉が迫る。
さらに小田和正・山下達郎から届いた鈴木雅之へのメッセージも紹介する。

近年は「アニソン界の大型新人」として若い世代にも人気を誇り、常に第一線を走り続けている鈴木雅之。
最新作ではマーチンの呼びかけに応じた、今を時めくアーティストたちが集結。
YOASOBIのコンポーザーとして知られるAyaseからのメッセージではマーチンからの意外なリクエストが明かされる。
そしてスタジオパフォーマンスでは名曲の数々に加え、俳優としても活躍する浜野謙太がボーカルを務める在日ファンクとのコラボレーションが実現。

番組終盤、次にコラボレーションしたい相手を聞かれたマーチン。
そこで挙がった名前から、また新たなコラボレーションが実現!?

 

 

■番組内で紹介された鈴木雅之へのメッセージ

①大瀧詠一

アマチュア時代から鈴木雅之との親交があった大瀧詠一さんが、生前、鈴木雅之について語った音声を再生。R&Bやソウル系音楽について、お互い目を真っ赤にして時間を忘れて朝まで語り合ったという。

 

②山下達郎

鈴木雅之のために、自ら志願してプロデュースした「Guilty」(作詞:竹内まりや/作曲・編曲:山下達郎)を中心に、「Guilty」は「自分の中で最高に愛着のある曲」として、鈴木雅之が作り出す世界について称えていた。

 

③小田和正(ビデオメッセージ)

 

 

「マーチン、久しぶりです。元気でしょうか?2人は全く正反対の音楽をやっているのに、(僕がマーチンに楽曲「別れの街」1989年を提供することについて)あまりに突拍子もない企画なので、びっくりしました。しかしながら、そのちょっと前にバンド(オフコース)を解散して、これからはバンドでやらなかったことを積極的にやっていこうと思っていたので、引き受けてみようかなと。もし気に入らなかったらボツにしてくれればいいや、と思って引き受けました。このマーチンの企画が、それからいろんな人と一緒に仕事をしていくきっかけを作ってくれました。感謝感謝です。

 

『君のことしか考えられない』という歌詞がわりと早めに浮かんで、”ああ、これで書けそうだな”とホッとした記憶があります。何とか書き終えて、自分が書いた曲を人に歌ってもらうという機会がなかったので、とっても新鮮で嬉しかったです。もちろん(鈴木雅之の歌が)すんげーうまいんで、びっくりしました。マーチンの声は強いです。とにかく低音は響くし、高いところは僕の限界ぐらいのところまで楽に届きます。それとなんといっても歌にドラマがあります。なかなかああいう風には歌えません」

 

■番組内で歌った自身の楽曲/放映された過去のコラボ映像

「夢で逢えたら」(作詞・作曲/大瀧詠一)

「Guilty」(作詞:竹内まりや/作曲:山下達郎)

「別れの街」(作詞・作曲/鈴木雅之)

松田聖子と「DOWN TOWN」(作曲:山下達郎)

鈴木聖美と「ロンリー・チャップリン」

和田アキ子と「ロンリー・チャップリン」

伊原六花/鈴木愛理/すぅ/高城れにらとのコラボ(クリップ)

「道導」(作詞・作曲/Ayase:YOASOBI)

「スポットライト」(作詞:ジェントル久保田・浜野謙太/作曲:浜野謙太―在日ファンク)

「ロンリー・チャップリン」(司会の大泉洋と)

 

 

■鈴木雅之 Staff Blog

 

■所 感

小田和正が上で言っているとおり、鈴木雅之のヴォーカルは強い。低音が響くし、高音が限りなく出る。66歳とは思えない。新しいところでは昨年含めて、鈴木雅之のライブにはこれまで2回参加したが、同じことを感じた。

 

当然、テレビや映像作品と、実際のライブでは音の伝わり方や威力が全く違うので、そこに格差があることを前提としつつも、ライブでは、映像の音声をはるかに上回るパワー、威力がある。会場にいて「こんなに凄かったっけ?」と思うほど。

 

またこの番組内でも顔を出していたし、ライブでもそうだが、鈴木雅之のトークは面白い。言葉は少ないが、自然に、ポツポツとツボを押さえた言葉を吐き出す。

 

鈴木雅之の見事なヴォーカルと面白いトーク、楽しめた45分間だった。

 

【MV】Masayuki Suzuki『Michishirube』

Masayuki Suzuki - DADDY !DADDY ! DO ! feat. Airi Suzuki 

/ THE FIRST TAKE