2023年4月2日
「松山千春
 ON THE RADIO」(1)

 

3月29日、日本テレビ系『スッキリ』(3月31日で最終回)にサプライズ生出演し、同じ北海道出身の極楽とんぼの加藤浩次を労い花束を渡したことについて、語っていた(下のマット上)。

 

「同郷である加藤浩次を労い、感謝を伝えたかった」―シンプルな理由に松山千春らしさがあり、変わらぬ良さがある。

たとえばあの場で番組サイドが気を使って、ニューシングル発売やコンサート・ツアーの話題を出したらもうその時点で、松山千春の優しさや配慮は別のものとして受け取られてしまう。その意味でもサプライズ出演こそがよかったのだろう。

 

 

 

(04:01~)



なんせあの「スッキリ」という番組だけどな、日テレ系列だから北海道はSTVが放送してるんだけどさぁ。17年間。ん~、とくに年とってから目が覚めるのが早くなったし、朝やることなくてさ。もう「スッキリ」で加藤(浩次)に会うのがね(楽しみで)。“今日は何があるのかな?”と思いながらずうっと視聴してきて。

そして〆というか、番組が終わるという…。17年間だぞ。あれ、大変だったと思うぞ。あんなに朝早くからさぁ。俺たち、あんな朝早くから、“番組、生でやってください”って言われたら、ちょっと勘弁してください…。ラジオの世界でさえだぞ。それがテレビだろう。そしたら加藤だって毎晩早く寝るようにしてたと思うよ。もちろん、仕事や何かで遅くなったとしてもな。それをずうっと続けてきたんだからな。(…)



まぁ、加藤にはほんとにお疲れさん、のね(花束を渡したくて)。だってうちのマネージャーがびっくりしたんだから。“おい、加藤のところに行って花束、渡して来るぞ。番組終わるらしいから。俺は毎朝毎朝、加藤には世話になってるんだし”…って言って花束持って行ったわけだ。向こうもびっくりしてたけどな。

で、その後、電話でやりとりして。“千春さん、びっくりですよ!それこそ来るなら来るで、言ってくれれば”みたいな。“ば~か。そういう意味じゃないんだもん。いち視聴者として…ほんとに17年間ありがとうな”。もちろん、いろんなことあっただろうけど、それでもやっぱり続けたってことは素晴らしいことだしな。

あとはこれから加藤がどんな活動していくのか?まぁ、同じ北海道人としてな、楽しみにしてるよ、みたいなな。(…)まぁ、そういう意味では花束を渡せてよかったんと思うしね。

 

松山千春―「自分なりに」