<2022.10.28公式音源・歌詞挿入>
松山千春―「燃える涙」
どれほどの季節が 目の前を
かけぬけたろう 気付かずに
ひたすらに歩いた 自分らしく
生きていたいと思うから
幸せへとたどり着く 近道は知らない
限りのない毎日に 悔いは残さない
喜びと哀しみ 背中合わせ
燃える涙は こぼれ落ち
ついてない自分を 嘆くのは
心を疲れさせるだけ
あの頃の勇気を とり戻して
たとえわずかな望みでも
幸せへとたどり着く 近道は知らない
限りのない毎日に 悔いは残さない
喜びと哀しみ 背中合わせ
燃える涙は こぼれ落ち
喜びと哀しみ 背中合わせ
燃える涙は こぼれ落ち
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<2022.8.2記事>
2022年7月31日
「松山千春 ON THE RADIO」(2)
7月31日が、松山千春と同郷(北海道福島町)、同年齢で親友だった横綱・千代の富士の命日(2016年7月31日すい臓がんで逝去/享年六十一)だったことから、千代の富士を偲び語った。
テレビドラマ「千代の富士物語」(1991年6月2日~1992年10月11日まで、3部8回に渡りフジテレビ系列で放映/製作は関西テレビ)された「千代の富士物語」の主題歌として、千代の富士からの依頼で作った自身の「燃える涙」をかけた。
(12分45秒~)
さて、7月31日、この日は元・横綱千代の富士、秋元貢、北海道は福島町出身、歳は俺と一緒でした。やつが、もう6年前、2016年の7月31日にすい臓がんで亡くなった日です。

まぁ、あんな小ちゃくて力の強い横綱はなかなか出てこないと思うし。まぁ、その後ずっと長く横綱をやっていた白鵬。「白鵬、お前が一番強いと感じる力士は?」「千代の富士さんです。やっぱり横綱(千代の富士)は違います」って言わしめるほどな、強かった。けど、残念ながら死んじゃったわなぁ。
貢、今さ相撲はさ、ちょっと人気なくなって来てさ。スター力士がいなくなっちゃってさぁ。で、これから伸びるなぁっていうような力士も見えないしさぁ。

(2016年10月1日 千代の富士「お別れ会」)
で、お前のおとうと弟子の八角、八角が(日本相撲協会の)理事長だぞ、お前。流れはいつどこでどう変わるか、分んねぇわなぁ。つくづく思うよ。お前が生きてりゃぁなぁ。俺はな、お前を理事長には推薦するけど、果してな、理事と言われる方々ね、お前を推薦してくれたかどうかは、これなかなか難しいんだけどな。まぁ、そこが貢のいいところだったりしてな。
お前がさ、1991年、引退した時にな、どこのテレビ局だったかなぁ?「千代の富士物語」(製作は関西テレビ、放映はフジテレビ系列)って言うのを作るんで、(テレビ関係者から)「千春さん、ぜひ主題歌を作ってくれませんか?」って言われて。
「おい貢。お前の『千代の富士物語』っていうドラマができるらしいぞ」
「千春、主題歌、作ってくれ。俺よぉ、めったに頼むことないべ。頼む。いい曲、作ってくれ」
ってお前に言われて…。せっかく作ったのにな、それから間もなくして亡くなってしまったけど、今でもお前は俺にとって誇りある天下の大横綱ですよ。「千代の富士物語」の主題歌、松山千春「燃える涙」

2016年8月8日 日本武道館
「松山千春デビュー40周年記念弾き語りライブ」
その2日前に参列した横綱・千代の富士の通夜のことを語った。
「あまりにも早く貢は死んじゃったよなぁ。お前はまだ俺たちの中で生きている。冥福は祈らんぞ」
その後「燃える涙」を歌うと思ったが、「冷たい雨」を歌った。
2018年5月9日 東京国際フォーラム
「松山千春コンサート・ツアー2018弾き語り」
ゴダンギターでゆっくりとしたアルペジオで歌った「燃える涙」
歌うとまったく予想していなかったので、突如大音量で飛び込んできたような大きなインパクトがあった。聴いていて幸せな気持ちになった。以下はその時の音源