<2022.11.24 ILで公式音源挿入>
<2022.10.25記事>
2022年10月23日
「松山千春 ON THE RADIO」(1)
番組の半分以上の時間を使って、10月20日の朝、がんのため逝去された松山千春の大親友、株式会社弘商代表者の矢川弘文さんについて、幾つもの思い出話しとともに語っていた。
ファンの方はご存知のことだが、2008年に発表した楽曲「2020年の遺言」の中に矢川さんが出て来る(以下該当部分歌詞と公式音源)。
「2020年まで 自分が生きていられるかどうかは分りません
しかし娘は家庭を持って幸せに暮している事と思います
矢川ちゃん、上木ちゃん、特に浜地さんは
とんでもなく元気な事と思います」(抜粋)
番組の最後に矢川弘文さんに哀悼の意を表して、矢川さんが松山千春楽曲の中で一番好きだった「凡庸」をかけて終えた。以下その最後の部分の語り。
(矢川弘文氏/「FUKUOKA イマとコレカラ」より)
(49分53秒~)
(矢川弘文さんは)俺にとっては、ほんとにいい人で。自分もこういう人間になりたいな、と思うぐらい心の広い、そして臆することがない、どんな場面であっても。(…)
ほんとにいい人を失ってしまいました。博多は上木ちゃんがまだ生きてるから、(矢川さんがいなくなって)寂しくはなるけど、頑張ってコンサート続けていきます。
矢川さん、本当にありがとう。あなたとめぐり逢って、先に旅立たれたけど、終生忘れることはありません。矢川ちゃんが、俺の曲で一番好きだと言っていた曲で(今夜は)お別れです。最後まで聴いていただき、ありがとうございます。
松山千春「凡庸」
松山千春―「二人の季節」(1982年)