セットリスト、一部LIVE内容記載あり
長渕剛
『REBORN 2022 with THE BAND』
2022年8月25日
@東京・中野サンプラザホール(2日目)
―東京4公演の最終日―
01.STAY DREAM
(長めのトーク⇒いつもの即興歌)
02.誰かがこの僕を
03.明日をくだせえ
04.SITTING IN THE RAIN
(この曲だけテリーズ・テリーNO.1使用)
05.泣いてチンピラ
06.月がゆれる
07.とんぼ(弾き語り/ワンコーラス)
08.すべてほんとだよ!(弾き語り)
09.JEEP(弾き語り)
10.二人歩記(3本ギター)
11.He-La He-La
12.パラシュート
13.RUN
14.明日へ向かって
15.新曲(未発表曲)
(孫の誕生と長渕剛家4代を歌う)
(スピーチ)
16.REBORN
(Encore1)
17.Success
18.乾杯
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中野サンプラザに入る直前、同じく今日参加されるブログでお付き合いくださっている方からメッセージをいただいたいて、有り難く嬉しく思った。
お会いすることはなかったが、私よりももっと前の席だったので、至近で長渕剛のパフォーマンスを楽しまれたことだろう。
アンコール1曲目が「桜島」から「Success」に入れ替わった以外は、昨日の初日と同じセットリスト。「Success」が来てよかった。
15曲目の新曲(未発表曲)、長渕剛らしい視点と言葉選び、メロディ、よかった。孫の誕生を喜び祝った内容だが、自身の長男が生まれた時の心境から、今は亡き長渕剛のご両親のことまで歌詞に入れた、長渕家4代を思った優しさあふれる曲だった。
長渕剛とサイドボーカル(コーラス/女性3名)含めて合計9名で、あれだけの重厚感と威力のある演奏を、手の込んだ照明ととともにステージに近いほぼセンターの席で体感できたのは本当によかった。
「その曲、もういいよ」というのが何曲もあったが、その場合でもバックの演奏、バックミュージシャン達のパフォーマンスを楽しむだけで十分価値がある。
エンディングを必要以上に伸ばさず、歯切れよくまとめていたし、長渕剛本来の歌唱力が伝わる歌い方だった。
「コロナ、大したことはありません!恐れるに足りません!」と昨日と同じことを言っていたが、すぐその後に「こう言うとまたたくさんクレームが来るんだけど」と入れていた。
また昨日よりも何十倍も言葉を使って、その意味するところを長渕剛が説明していた。だからと言ってこちらの受け止め方が変わるわけではないが。
昨日のように長渕剛が参加者に合唱を強制する場面はなかったが、歌うよう煽る仕草を何度もしていた。参加者も、昨日よりはまだ少しはマシ、程度。
自分が楽しければいいのだろう、手製のひまわりの大きなうちわを、周囲の方の迷惑はまったく考えずに高く掲げて振っている人、マスクを外して大声で「剛コール」する参加者もいた。いちいち挙げたらきりがなく、面倒なので書かない。
中野サンプラザ公演2日間ともに、長渕剛は参加者に合唱や大声を出すことを煽り、参加者も大声で「剛コール」、大声で歌っていたからと言って、次の9月3日の岡山市民会館公演が中止になるわけはない。
仮にこのホールでの長渕剛ライブがコロナの感染源だったとしても、国としても何ら行動制限をかけずに、東京でも一日、1万~2万単位で感染者が出ている中では、それを特定するのはまず無理だろう。
その状況の中、”やったもん勝ち”的な土俵の上で、ルールをはなっから無視してライブを行うのはフェアじゃないし、長渕剛がこれまで言ってきたこと、やって来たこととは矛盾しているように思う。
良識的なファンの声もネット上で見かける頻度が高くなってきた感はあるが、それらが長渕剛に届くことはあるのか?届いたとしても改善することはないだろう。現在のままま最終公演まで進むのだろう。