8月8日に開催された「松山千春シンガーソングライター・オーディション」最終審査を伝えた主要記事(前稿で掲載した日刊スポーツ記事を除く)。
書くまでもないけど、どこを押せばドアが大きく開くのか、これだけ人々の感覚が多様化した時代の中で、どう押し出していくのか…本人のみならず、オフィス・ゲンキ、日本コロムビアなど売り込む側の手腕も大きく問われるのだろう。
松山千春の今秋のコンサート・ツアーでステージに上げるのかもしれない。ともあれ、多くの人々に届くように。
松山千春オーディション開催発表時コメント
(CANDY PROMOTION)
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松山千春の〝後継者〟決定! 自身主催の新人発掘オーディションで男女2人を選び、「一緒に切磋琢磨していきたい」 2022/08/09 05:00 サンスポ
フォークシンガー、松山千春(66)が主催するシンガー・ソングライター発掘オーディションが8日、札幌・STVホールで行われ、最優秀賞には東京在住の小川哲央さん(23)、優秀賞には福岡在住の柴牟田更沙(しむた・つかさ)さん(25)が選ばれた。
「10年後、20年後でも通用できる実力派のシンガーを発掘したい」という千春の希望と願いから企画されたオーディション。この日は140組を超える応募者の中から1次審査を通過した10組で競われた。
最優秀賞に輝いた小川さんは多摩美術大出身で、現在は劇団民話芸術座に勤務中。宮沢賢治の大ファンでオリジナル曲は「50~60曲持っている」という実力派。一方の柴牟田さんは、派遣会社に勤めながらシンガーソングライターを目指してきたという。2人は千春の事務所に所属し、メジャーデビューを目指す。
同オーディションは当初、「第二の松山千春を探せ」と銘打って開催されたが、10組のうち3分の1が女性という異例の展開に。10組それぞれの歌を聞いた千春は「全員が素晴らしい才能を持っていて原石だった。これからも曲作りを続けていってほしい」とエールを送りつつも、「正直言って、男性はもっと頑張ってほしかったな」と本音も吐露。それでも2人の〝後継者〟をバックアップしていくことに「老若男女に愛されるシンガー・ソングライターを目指して、一緒に切磋琢磨していきたい」と意気込んでいた。
松山千春が〝後継者探し〟の発掘オーディション開催 最優秀賞は小川哲央さん
2022年08月08日 22時30分 東スポ
デビュー45年を迎えたフォークシンガーの松山千春(66)が主催するシンガー・ソングライター発掘オーディションが8日、北海道・札幌のSTVホールで行われ、最優秀賞には東京在住の小川哲央さん(23)、優秀賞には福岡在住の柴牟田更沙さん(しむた・つかさ=25)が選ばれた。
アーティスト自らが主催となって新人発掘のオーディションを開くのは異例。「10年後、20年後でも通用できる実力派のシンガーを発掘したい」という千春の希望と願いから企画されたもの。今春4月から募集を開始し、全国から140組を超える応募があった。オーディションは1次審査を通過した10組で競われた。
千春は1975年「全国フォーク音楽祭」に出場。音楽祭では北海道大会で落選したが、審査員を務めていたSTVラジオのディレクター、竹田健二氏との出会いもあって2年後の77年にレコードデビューした。それから45年。「自分のやってきた活動には悔いはないが、ただ一つ、次の時代を担う新しいシンガー・ソングライターを、自分が関わって育てていきたいと思った」と言う。今回は「シンガー・ソングライター」として、いわば千春の〝後継者〟を発掘したい意向があった。
最優秀賞の小川さんは多摩美術大学を卒業後、現在は劇団民話芸術座に勤務中。宮沢賢治の大ファンでオリジナル曲は「50~60曲持っている」という。柴牟田さんは、派遣会社に勤めながらシンガー・ソングライターを目指してきた。
小川さんと柴牟田さんは千春の事務所「オフィス・ゲンキ」に所属し、メジャー・デビューを目指す。千春は「老若男女に愛されるシンガー・ソングライターを目指して、一緒に切磋琢磨していきたい」と意気込んでいた。
松山千春主催「シンガーソングライター発掘オーディション」最優秀賞は23歳小川哲央さん 2022年8月8日 22時6分スポーツ報知
デビュー45年を迎えた歌手の松山千春(66)が主催するシンガー・ソングライター発掘オーディションが8日、札幌のSTVホールで行われ、最優秀賞には東京在住の小川哲央さん(23)、優秀賞には福岡在住の柴牟田更沙さん(しむた・つかさ=25)が選ばれた。
当初は「第二の松山千春」を探すとアピールしていたが、出場者10組の3分の1が女性と言う異例のオーディションとなった。千春は「出場者全員、素晴らしい才能を持っている」と評価していた。小川さんと柴牟田さんは千春の事務所「オフィス・ゲンキ」に所属し、メジャー・デビューを目指す。
アーティスト自らが主催となって新人発掘のオーディションを開くのは異例。「10年後、20年後でも通用できる実力派のシンガーを発掘したい」と言う千春の希望と願いから企画されたもの。4月1日から募集を開始し、全国から140組を超える応募があったと言うが、実際には「募集条件だった18歳から29歳に対して30~40代からの応募も多かった」(事務所関係者)。
オーディションは1次審査を通過した10組で競われた。「生で直接聴かないとシンガー・ソングライターとしての本質が掴めない」と千春。千春は1975年、「全国フォーク音楽祭」に出場したことがキッカケとなりデビューした。音楽祭では北海道大会で落選したが、審査員を務めていたSTVラジオのディレクター、竹田健二氏との出会いもあって2年後の77年にレコード・デビュー。そして「8月8日は北海道厚生年金会館(札幌)で初めて有料のコンサートを行った記念の日」だと千春は言う。
それから45年。「自分のやってきた活動には悔いはないが、ただ一つ、次の時代を担う新しいシンガー・ソングライターを、自分が関わって育てていきたいと思った」と言う。その一方で「時代も変わり、自分が年をとったせいもあるかもしれないが、最近の曲は、いくら聴いてもなかなかいいなあと感じられるような、心に刺さるような楽曲がないなって感じていた」。
今回は「シンガーソングライター」として、いわば千春の「後継者」を発掘したい意向があった。過去、CDドラマ「足寄より~旅立ち編~」(06年)では塚本高史(39)、映画版「旅立ち~足寄より~」(今井和久監督=09年)は大東駿介(36)、そして舞台版「旅立ち~足寄より~」(12、13年)は三浦祐太朗(38)が「演技」の上での松山千春を演じてきた。その中でも三浦は、千春の「旅立ち/季節の中で」で10年前の2012年8月1日にソロデビューを果たしている。
オーディションで10人の歌を聞いた千春は「出場者全員が原石だった。これからも曲作りを続けていってほしい」と言うが、出場者10組の中で2組が姉妹ユニットと男女ユニットで女性ソロが5組だったことに「驚いた。正直言って男性はもっと頑張ってほしかったな」と思わず本音も吐露していた。
最優秀賞の小川さんは多摩美術大学を卒業後、現在は劇団民話芸術座に勤務中。宮沢賢治の大ファンでオリジナル曲は「50~60曲持っている」と言う。一方の柴牟田さんは、派遣会社に勤めながらシンガー・ソングライターを目指してきたと言う。
今後はデビューを目指して事務所がバックアップしていくが、千春は「老若男女に愛されるシンガーソングライターを目指して、一緒に切磋琢磨していきたい」と意気込んでいた。
松山千春―「旅立ち」(1982年真駒内LIVE Ver.)