文化放送主催で、4月6日(水)、東京国際フォーラム・ホールAにて『文化放送開局70周年記念 海援隊・南こうせつ・さだまさし・グレープ セイ!シュン コンサート』を開催した。
さだまさしは文化放送で現在放送中の『さだまさし セイ!シュン49.69』をはじめ、『セイ!ヤング』など長く文化放送でパーソナリティを務めてきたことから、海援隊は同放送の番組『武田鉄矢 今朝の三枚おろし』パーソナリティの武田鉄矢が所属することから出演することになったようで、さらに、南こうせつやグレープ(さだまさし・吉田政美)も出演して開催された。
この場でさだまさしは、現今のウクライナ戦禍を思い、当初歌う予定だった「北の国から」を急きょ変更し、6月1日に発売されるニューアルバム『孤悲』に収録予定の「キーウから遠く離れて」を歌ったそうである(4月10日文春オンライン)。
同曲は3月26日夜~27日にかけてNHKで放送された「今夜も生でさだまさしスペシャル~ハッピー70!みんなにありがとう~」の最後に、テレビ初披露された(以下)。
コンサート詳細を日刊スポーツが伝えているので以下リンクした(バナー)。
(4月11日 日刊スポーツ)
記事は、反戦歌として南こうせつが自曲の「あの人の手紙」(1972年)を、さだまさしが上記「キーウから遠く離れて」を歌ったことを紹介し、
「ロシアのウクライナ侵攻後、さまざまな歌手がコンサートなどで反戦歌を歌っている。プロテストソング(抗議の歌)の1つである反戦歌は、ベトナム戦争に反対して世界各国で数多く作られた。日本にもさまざまなジャンルの歌手による数多くの反戦歌がある。それらは決して時代錯誤の歌ではない。いまだからこそあらためて聴く意義は、十二分にある」
と締めくくっている。
4月9日にはさだまさし公式Instagramで、このコンサートの際、東京国際フォーラムの舞台裏での南こうせつとの動画をアップしていた(☟以下写真クリックで動画にリンク)。
___________
南こうせつ―「あの人の手紙」
防人の詩/さだまさし(3333 in 武道館)