(2022/02/27公開)

 

長渕剛が昨年12月関東エリア限定で行ったAcousticTour「REBORN」、そのラストの12月29日LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)公演から「Myself」を公開した。

 

昨年12月は6公演のみ行われたが、「Myself」は全公演オープニングで歌っている。

しっとりと静かに、気持ちを込めて歌ってこそ、この歌が持つ大きな力が強く深く伝わる。

 

「Myself」

【Digest Movie】Tsuyoshi Nagabuchi Acoustic Tour 2021 REBORN

LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)

 

「Myself」は1990年リリースのアルバム『JEEP』のラストに収録されている。ファンの間で根強い人気、むしろ圧倒的な人気があると言っていい。

 

2015年の富士山麓オールナイトライブ開催直前、長渕剛サイドが、そこで聴きたい歌の緊急リクエストを行った。その時の第1位がこの「Myself」だった。その気持ち、よく分かる。

 

長渕剛全盛期の名曲中の名曲。自分の中にあるもどかしさや悔しさ、情けなさ、さらには真っ直ぐな気持ちや向上心などを、聴く側の心に沁みわたる言葉で伝えていた。だからこそ、多くの人たちに受けれられ、全盛期を迎えたのだと思う。

 

同じアルバム『JEEP』に収録されている「西新宿の親父の唄」のサビの歌詞、「やるなら今しかねぇ」は多くの長渕剛ファンの背中を押してきた。

 

同じように「Myself」のサビ、「真っ直ぐ生きてぇ」も、今もって多くの長渕ファンの生き方の指針となって響き続けている。

 

 

    

「Myself」

 

人ごみに紛れると なおさら涙がでるから
やっぱり一人になろうとした
それでも寂しくて涙がでたから
俺は初めてほんとの友を探した

やりたい事と やりたくねえ事とが
思いどうりにいかなくて
「夢は何ですか?」と聞かれる事が
この世で一番怖く思えた

だから真っ直ぐ 真っ直ぐ もっと真っ直ぐ生きてえ
恥ずかしそうにしてるお前が好きだ
だから真っ直ぐ 真っ直ぐ もっと真っ直ぐ生きてえ
寂しさに涙するのは お前だけじゃねえ


上を見ると負けたくなくて 
悔しさと羨ましさを かくして笑って見せた
俺みたいな男は…と 背中を丸めたら
やけに青い空が 邪魔くさく思えた

離れていく者と 離したくねえ者とが
思いどうりにいかなくて
ひとときの楽しさに 思いきり身をゆだねたら
なおさら寂しくて 涙も枯れ果てた

 

だから真っ直ぐ 真っ直ぐ もっと真っ直ぐ生きてえ
恥ずかしそうにしてるお前が好きだ
だから真っ直ぐ 真っ直ぐ もっと真っ直ぐ生きてえ
寂しさに涙するのは お前だけじゃねえ

 

だから真っ直ぐ 真っ直ぐ もっと真っ直ぐ生きてえ
恥ずかしそうにしてるお前が好きだ
だから真っ直ぐ 真っ直ぐ もっと真っ直ぐ生きてえ
寂しさに涙するのは お前だけじゃねえ