2月13日放送の「松山千春 ON THE RADIO」

 

2月13日が南こうせつさん73歳の誕生日にちなんで「まだまだ若いし、頑張ってくれると思う」と祝福していた。

 

番組ではタイトルに「粉雪」と付く3曲をかけた。

 

南こうせつ「粉雪」/レミオロメン「粉雪」/松山千春「粉雪」

 

3曲を聴き比べて「俺の『粉雪』は暗い。曲を作るとなると暗くなる」と明るくぼやいていた。

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(23分40秒~)


雪だとかな、いろんなタイトルがついてる曲あるよな。「粉雪」っていうタイトル、これ結構多いだろう。そしたらな、なんと今日2月13日、誕生日、南こうせつ。こうせつが73歳の誕生日…。

 

73にしてはこうせつ、若いんじゃない?やっぱり昔の73とはなぁ、ちょっと違うからなぁ。ねぇ、今の73、まだまだ若いしね、頑張ってくれると思います。

南こうせつ「粉雪」(1988年)

 

 

どこか似ている この街を吹く風
セーター姿の小さな君と 
指きりした街

ああ あの日と同じ
ああ 粉雪が降る


泣きながら凍える手を重て
また逢おうと約束したのに なぜ

 

一人の旅は風に吹かれ
忘れてしまおう 昔のことは
胸が痛むだけ

ああ あの日と同じ
ああ 粉雪が降る

微笑んでる 君の写真破いて
夢の中へ 捨ててしまおう 今

 

微笑んでる 君の写真破いて
夢の中へ 捨ててしまおう 今

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こうせつの「粉雪」を聴いてもらいましたんで、次はレミオロメン「粉雪」(2005年)

 

 

粉雪舞う季節はいつもすれ違い
人混みに紛れても同じ空見てるのに
風に吹かれて 似たように凍えるのに

僕は君の全てなど知ってはいないだろう
それでも一億人から君を見つけたよ
根拠はないけど本気で思ってるんだ

些細な言い合いもなくて同じ時間を生きてなどいけない
素直になれないなら 喜びも悲しみも虚しいだけ

 

粉雪 ねえ 心まで白く染められたなら
二人の孤独を分け合う事が出来たのかい

僕は君の心に耳を押し当てて
その声のする方へすっと深くまで
下りてゆきたい そこでもう一度会おう

分かり合いたいなんて 上辺を撫でていたのは僕の方
君のかじかんだ手も 握りしめることだけで繋がってたのに

粉雪 ねえ 永遠を前にあまりに脆く
ざらつくアスファルトの上シミになってゆくよ

粉雪 ねえ 時に頼りなく心は揺れる
それでも僕は君のこと守り続けたい

粉雪 ねえ 心まで白く染められたなら
二人の孤独を包んで空にかえすから

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(52分20秒~)


今回、雪、粉雪、粉雪。粉雪は結構な人間がね、タイトルとして歌ってるわけでありますけどね。やっぱり、こうせつとレミオロメンと、最後に聴いていただく俺のね、松山千春の「粉雪」(1984年)、それぞれ曲調が違う、って言うかなぁ。何ていうんでしょうかね、人間性というかな。

 

俺の「粉雪」はどっちかと言うと暗いもんな。ねぇ、なんなんべなぁ。俺そんなに暗い男じゃないのにさぁ、なんかいざ曲を作るとなるとな、ぐっとこれ、暗くなるんだよなぁ。(…)
松山千春「粉雪」

 

 

まるで粉雪の様に 空を埋めて 
いくつもの夢が舞う 風にゆれて 

貴方を 愛して 過ごした月日を 
手のひらで うけとめてみれば とけてゆく 
涙流れて ごめんなさい 心が寒い 

数えきれない想い 胸の中で 
鮮やかによみがえる 愛と呼んで

貴方の 言葉に 震える指先 
息をかけ あたためてみれば 白い雪 
涙流れて ごめんなさい 心が痛い 

貴方を 愛して 過ごした月日を 
手のひらで うけとめてみれば とけてゆく 
涙流れて ごめんなさい 心が寒い

 

 

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