松山千春「空を飛ぶ鳥のように 野を駈ける風のように」

 

楽曲の詳細は以下リブログした夢野旅人さんの記事にお願いするとして、ともあれこの曲、初めて聴いた小学生終わり?頃から大好きで、ギターを覚えてからあのアコースティックギターの前奏を何十回とコピーしてきた。

 

今でもコピーする。今は歌本編のストロークを優先してフラットピックのままで指も使いつつ、音量の違いを少なくしていかにあの前奏を再現するか。

 

自分のブログでもこの曲のタイトルが入った記事は20本になる。

 

松山千春「空を飛ぶ鳥のように 野を駈ける風のように」ー歩き出せ、今すぐに!

 

ファンの方はご存知だろうし、自分でも時折聴きたくなるが、以下のアップしてくださっている音源は1977年のものらしい。ギター弾き語りで「空を飛ぶ鳥のように 野を駈ける風のように」を歌っている。歌詞もレコードのものとは違っている(その歌詞の違いも夢野旅人さん記事に掲載)。

 

新鮮さという意味で、こちらの歌詞の方が感動的に聴こえてくる時があるが、どうあれ40年聴いて来た「空を飛ぶ鳥のように 野を駈ける風のように」に変わりはない。

 

 

自伝「足寄より」の最終章「今 二十三歳 男」の最後の部分(218~219㌻)。

 

 俺は四枚目のLP『空を飛ぶ鳥のように 野を駈ける風のように』のレコーディングをすませて、足寄に帰ってきた。気持ちよくのった仕事のあとのひと息というわけだよ。

 新しいLPは五月二十一日に発売になるけどな。

 足寄はそのころがいちばんいい季節だ。春がきた。(中略)

 北海道の短い春は、たちまち真っ盛りだからね。

 

 気もちのいい季節。心までのびのびするような、俺の大好きな季節になった。

 エゾムラサキツツジにつづくのはエゾヤマザクラだ。内地で見るのとはちょっと違った、赤をにじませたような花ね。この花にめいっぱい追い立てられて、足寄の自然は活気づくわけね。めぐる季節ってことよ。美しいべ、ほんと。

 

 野の花に囲まれ、送られ、応援され、歩き出せ、今すぐに。いつ聴いても感動あせない名曲。