支局の目:歳末版 初の雪国 住めば都 /秋田
2018.12.31 毎日新聞/秋田(松山千春箇所抜粋)


 「果てしない大空と広い大地のその中で♪」。歌手、松山千春さんのヒット曲「大空と大地の中で」をカラオケで歌う男性の美声が毎晩のように階下から聞こえてくる。午前0時過ぎ。5月末から借りたアパートは秋田市中心部にある雑居ビルの一室だ。1、2階にはスナックや居酒屋が入っている。きっと、常連客の十八番なのだろう。
 日系の経済通信社の記者として海外の支局に約5年半勤務し、今春毎日新聞の記者に転職。最初の赴任地が秋田だった。福岡育ちで雪国は初めて。不安でいっぱいだったが、住めば都。秋田の人の優しさと、豊かな自然に触れ、今ではすっかり気に入っている。

 

 

ちょっと一息・道の駅:あしょろ銀河ホール21 駅舎復元、地域交通の拠点 /北海道
2018.12.14 毎日新聞/北海道

 足寄町の中心地に位置する道の駅「あしょろ銀河ホール21」は地域の魅力発信だけでなく、地域交通拠点としての機能も持ち合わせている。
 敷地内には、2006年に廃線になった「ふるさと銀河線」の足寄駅の駅舎を復元した待合所が設置されており、コミュニティーバスや札幌、帯広と結ぶ都市間バス、タクシーなどの交通の接続拠点になっている。
 一般車両とバスの駐車場を完全に分離したり、悪天候時や冬期間に備え、路線バスの最終時刻まで待合所の開館時間を延長したりするなど、利便性、安全性の向上を図っている。
 こうした取り組みが評価され、2017年度には国土交通省が優れた道の駅を認定する「モデル道の駅」(地域交通拠点部門)にも選定された。
 駅舎内には、ふるさと銀河線の列車やホームを再現。実際に敷かれていた線路が展示され、鉄路の歴史を知ることができる。
 地元出身の歌手、松山千春さんの展示コーナーには初期のLPレコードやステージ衣装が並ぶ。町の特産品で日本最大のフキとして知られる「ラワンブキ」と千春さんが一緒に写った等身大のパネルは人気の撮影スポットだ。
 レストランなどでは、ラワンブキの加工品や地元の牛乳で作ったチーズ、焼きたてのパンなどを販売。名物は色鮮やかなラワンブキのジャムをバニラソフトにトッピングした「ラワンブキソフト」だ。【安達恒太郎】
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 ◆一口メモ◆
▽住所 足寄町北1の1▽電話 0156・25・6131▽営業時間 5~10月は午前9時~午後6時、11~4月までは同5時まで▽休館日 年中無休。レストランや売店は年末年始休業▽駐車場 普通車約80台、大型車約10台

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【あしょろ銀河ホール21】

http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2639/

 

 

「Chiharu.M」Key holder from 足寄

 

 

足寄からの写真ー「ラワンブキ」と「大空と大地の中で」歌碑~明るく優しい先輩に感謝