(北海道庁旧本庁舎:赤レンガ庁舎・札幌 2017年6月撮影)
8月20日、出発が遅れるANA機内での松山千春の対応が、2日経っても人びとやメディアの中で反応が広がっている。
NHKは以下のように報じている。「松山千春の“神対応” きょうも反応が」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170822/k10011107721000.html
その中で6年前シンディ・ローパーがアルゼンチンの空港で同じような対応を取ったことや、手塚治「ブラックジャック」の中にもそうしたシーンがありそれを思い出した人もいる、とも伝えた。
さらに産経新聞は8月23日付同紙のコラム「産経抄」の中で、東日本大震災の際に松山が送ったメッセージで、当時大きな共感を呼んだ
「知恵がある奴(やつ)は知恵を出そう。力がある奴は力を出そう。金がある奴は金を出そう。『自分には何も出せないよ…』という奴は元気を出せ!」
―との言葉まで紹介していた。
そして朝日新聞。8月23日付コラム「天声人語」のなかで、”待つ”という言葉の豊かな表現を紹介しながら、”待つ時間”を大切にした松山を称えて
「20日、出発が遅れた飛行機で、乗り合わせていた歌手の松山千春さんが歌を披露したという。『いらだつでしょうが、みんな苦労していますから待ちましょう』と語りかけながら。思いがけなく訪れた物語は、待ちくたびれた人たちを和ませたことだろう」
と綴った。
先日拙稿にも書いた(https://ameblo.jp/takamine561c/entry-12303526593.html)が、長年応援しているファンからすると、松山のいつも配慮である。しかし、ここまであの対応が人々の共感を呼び広がっていることは、ただただ嬉しい(^^♪。
松山のことだ、「神対応」前・「神対応」後で自身の行動を変えることはないだろう。これからもいつもの松山の行動、配慮を重ねて行くと思う。
そのいつもの松山らしい対応が、今多くの余滴を生んでいる。
(東日本大震災直後に建てられてた大看板・石巻。2017年8月11日撮影)