4 膀胱がんの検査と診断法
(3)画像診断
画像診断は病期判定が主な目的である。
① 排泄性尿路造影または点滴静注腎盂尿管造影(drip infusion pyeloureterography:DIP)
膀胱がんに併発する上部尿路(腎杯腎盂尿管)の病変を検索するために行う。
または水腎症があれば膀胱がんの尿管口や壁外尿管への浸潤、あるいは広汎な骨盤内(リンパ節)への進展を疑わせる。
3D-CTやMR urographyが排泄性尿路造影の代用となるかは現時点では確定的ではない。
(引用以上)
画像診断は4項目あって長いので、一つずつ。あとはCT、MRI,骨シンチグラフィーです。
これらは、最初の行に書いてあるように、病期判定が主目的なのですね。転移の有無も病期判定の一部ということですか。