その日の朝にならないと、食べれるかどうかが分からない・・・
しかも、その情報も店が発信するツイッター等で確認しないと分からない・・・
さらに・・・もし、食べれることが分かっても、お昼から1時間程度の営業・・・
さらにさらに・・・限定30食(玉)程度・・・
そんな超レアで、食べることが難しい「うどん店」が、琴平にあります。
「大庄屋製麺」
贈答用うどんの製造、うどん教室、工場見学など・・・
観光モデルコースとしても有名な製麺工場が本業の傍らで、
贈答用うどんの製造工程で規定数に満たない余剰が出た分だけを
店に来た人に食べてもらおうと、昨年の3月から営業を開始したのが、この店です。
手打ち生ゆう玄、100円♬
お値段が安い事もだが、この聞きなれない「生ゆう玄」ってワード・・・
これは、大庄屋さんのオリジナル・ブランドである贈答用半生麺「ゆう玄」を
長期保存処理させる前の、生の状態だから「生ゆう玄」と銘打ったのだとか・・・
製麺工場併設だからこそ出来る、貴重な「うどん」なのです。
店の飲食スペースは、製造工場兼、土産物売り場の入り口部分・・・
つまり、この建物のエントランス部分にベンチとテーブルが設置され、そこで食べます。
すぐ隣は、交通量の多い国道ですから、かなりアウター気分を味わえます^^;
そして、営業してるか否かは、ツイッターでも確認できますが、
入り口に、黄色いノレンが掛かっていても営業中の合図だそうです。
注文方法は至って簡単・・・
小サイズor大サイズ、熱いん冷たいん、もっと熱いん(←釜揚げ)を
出てきた店の人に告げ、その代金を所定の箱の中に入れれば注文終了・・・
(代金は、直接店の人が徴収する場合もあります^^;)
それぞれの食べ方は、目の前の壁に詳しく書かれているので、それに従う事・・・(笑)
尚・・・応対してくれた店の人が、チャキチャキ良くしゃべるオバちゃんだったら、
もしかしたら、ここの「うどん教室」の先生の可能性があるので、
食べ方指導された場合は、きちんと言う事を聞くように・・・(笑)
そして、僕が今回食べたのは・・・
左:「醤油うどん(冷)」と「ぶっかけうどん(冷)」:右
こっちが、「醤油うどん(冷)」@1玉
先生おススメの食べ方、お酢を「の」の字を描くように1回転半の技を伝授・・・
そして食べる・・・
おぉぉぉ
これが、「生ゆう玄」かぁ~
贈答用うどんって言うから、ちょっと見くびっていたけど・・・
贈答用に長期保存のため乾燥工程を踏む前の麺・・・
つまり、出来立てホヤホヤの状態なんだそうだけど・・・
これ、めちゃくちゃ、美味いやんっ
コシが、めちゃあるぅ~
風味は、それほど強くは感じないけど・・・しっかりと讃岐の美味しい「うどん」してるわぁ~
こりゃぁ~美味い先生直伝の酢と醤油の相性もバッチリやし・・・
そして、もう片方の「ぶっかけ」を食す・・・
コチラには、生姜と激辛と書かれた鷹の爪を乗せて・・・
こっちも、バリ美味っ
ぶっかけダシの味もイイし、鷹の爪の辛味が、麺の感じをキリッと引き締めてくれて・・・
ホンマに美味いわぁ~
お昼だけ・・・しかも数量限定。
さらに毎日食べれるとは限らない超レアな「うどん」だけど、
その困難を乗り越えてでも、食べたい貴重な逸品・・・
そんな素晴らしい「うどん」を食べれて、至福のひと時でした。
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「大庄屋製麺(生ゆう玄)」
香川県仲多度郡琴平町1223-9
☎0877-75-5980
営業時間
やっているなら12:00~売り切れ次第終了
定休日 土産物店は開いてるけど、飲食は、その日によりけり・・・
食べれるかどうかは、ツイッターにて確認(※電話ででも応対可能だそうです)