この日の2軒目は、観音寺市内・・・
観音寺と言えば、真っ先に「寛永通宝」の砂絵が思いつきます・・・
そう・・・一度見れば、お金に困らず、一生笑って暮らせる。
・・・と、言われている、この砂絵。(ちょっと間違った解釈しとるな・・・^^;)
もう、かれこれ5回以上見ていますから、これ以上、見たら
笑い死にしてしまうとイカンので、今日のトコはこちらには寄らず・・・
今回、向かったのは、その砂絵から、車で数分の場所にあるお寺・・・
四国霊場第69番札所「観音寺」・・・
その境内にあるお店です。
「梧桐庵」
うどん屋さんって言うよりかは、
休憩処兼みやげ物屋さんって要素が強い店かな・・・
そうそう・・・この「第69番札所 観音寺」。
初めて訪れたのだけど、ここって・・・
同じ境内に第68番札所の神恵院さんがあるのです。
同一境内に、2つの札所が存在する、とォ~っても珍しい札所。
お遍路さんからしてみれば、一石二鳥~♪
超らっき~♪マンモスうれぴィ~(^^♪えへ♪・・・って、
なっちゃうような場所なのでしょうね。
(゜Ο゜)\(-_- )オイオイ、完全にフザけとるな・・・^^;
とにかく、お寺の中の店なので、どことなく厳かな雰囲気の店内です・・・
壁に掲げられたメニュー表・・・
うどんメニューは2種類・・・
さっきの店で、限りなく「きつねうどん」に近い「かやくうどん」を食べたので、
ここでは、「精進うどん」なるものを食べてみる事にしました。
「精進うどん」
オアゲ・カマボコ・ワカメ・ゴボウ・しいたけ・・・
精進料理から来ているのであろうネーミング通り、
肉っ毛を省いた、野菜・海藻のみを使用した「かやくうどん」のような感じ?
麺はともかく、ダシには、それらの風味が色濃く残り、
美味しいダシへと変化していました。
心も体も精進されたような感じ?
時折聞こえてくる、参拝客が突く鐘の音を耳に・・・
静かな店内で、この「精進うどん」をいただくと、
なんだか、体の内から浄化されたような気にさせてくれます^^
そう言えば、ここの店名・・・「梧桐庵」の「梧桐」って何のことだろう?
と、店の人に聞いてみました・・・
梧桐とは、桐の木の一種だそうです。
実際、どのような木なのかは分からないのですが、
古くからの神話の鳥とされている「鳳凰(ほうおう)」は、
この梧桐の木にしか留まらなかったのだそうです。
そういう意味では、神事めいた高貴な木なのかも知れません。
昔、この店が建っている境内の傍らに、その梧桐の木が植わっており、
その場所が参拝客の憩いの場でもあったことから名付けられたのだそうです。
残念ながら、今はその梧桐の木は無いのですが、
往時を偲ぶ意味からも、素晴らしい店名ですよね・・・
そんな歴史深き厳かな店で、いただいた「精進うどん」・・・
もぉ、銭型の砂絵を見て、一生笑って暮らせるようになるなんて・・・
そんな、ふざけたセリフ・・・もぉ言いません。
68番と69番の札所が2か所つながってて、お遍路さんからしてみれば、
超ラッキー♪マンモスうれぴィ~♪なんてチャラけた事も言いません。
それぐらい・・・身も心も精進いたしましたm(__)m。
今日だけは・・・(爆)
「梧桐庵」
香川県観音寺市八幡町1-2-7
69番札所・観音寺境内
℡0875-25-6022
営業時間
9:00~16:00
定休日 年末に数日