日本史真髄、“日本教”を理解しよう! | お父さん(松)の知っていること

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えー、『逆説の日本史』で有名な井沢元彦さんの本を読みました。

『日本史真髄』

歴史学の門外漢が、どんな真髄を教えてくれるのでしょうか。

いつもの情報をブックカバー&帯より
 
[ケガレ][和][怨霊][言霊][朱子学][天皇]の6つの逆説史観で2500年史を読み解く
●「部落差別」のルーツは弥生人の縄文人蔑視
●「卑弥呼」は邪馬台国の女王の実名ではない
●御所より大きかったオオクニヌシを祀る出雲大社
●紫式部が平氏政権絶頂期に『源氏物語』を書けた謎
●自己神格化で天皇を越えようとした天下人・信長
●家康の導入した統治理念で幕府が滅びた皮肉
●西郷どんの本名は隆盛ではなく「隆永」
 
この1冊で100冊分!!
514万部のベストセラー『逆説の日本史』著者が極意を伝授
 
井沢元彦 いざわ・もとひこ
作家。1954年2月、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部を卒業後、TBSに入社。報道局社会部の記者だった80年に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。『逆説の日本史』シリーズは単行本、文庫本、ビジュアル版で累計514万部のベスト&ロングセラーになっている。小学館のPR誌『本と窓』とウェブマガジン「P+D MAGAGINE」で『コミック版 逆説の日本史』を連載中。また、構想15年の新たなライフワーク『逆説の世界史』を小学館のウェブサイト「BOOK PEOPLE」で連載している。
以下省略。
 
ここまで。
いかがでしょうか?
先に『逆説の日本史』で有名と書きましたが、タイトルは知っていましたが、シリーズ中どれも未読!
伊沢さんの本も一冊も読んだことなかったのです。
 
いや~、面白かった。
 
日本の歴史の“?”な部分を、宗教・信仰・思想の視点をもって見てみると、かなり鮮明に、当時の人々の行動が理解できるようになります。
 
帯に載ってない無い情報を書き出してみますと、
ケガレ忌避信仰―いわゆる“日本教”の大きなハシラの一つ。
「ケガレ」と「汚れ」の違いを我々日本人が理解しなければ、古代・中世の歴史は理解出来ません。
(※注 本文中には“日本教”とは書いていません。)
 
「和の精神」ーこれも“日本教”の大きなハシラ。
聖徳太子の十七条憲法の第一。和を以て貴しとなす。
そして明治政府公布の五箇条の御誓文の第一番目。広く会議を興し万機公論に決すべし。
争いではなく、話し合いで決めましょう!という「話合い絶対主義」。。。
 
怨霊信仰ーまたまた“日本教”
「六歌仙」、「源氏物語」と「平家物語」の鎮魂の精神。
 
言霊信仰―完全に“日本教”!
縁起の悪い事を言うな!という理由で、最悪の事態を想定できない日本文化www!
 
あとは、幕末に重要になる“朱子学”についてですかね〜。
 
 
古代から現代まで、連綿と続くこの“日本教”。
日本に生まれ育った人は、まず間違いなく日本教の信者になっています。
“日本教”の正体を見極め、理解することが、日本が世界で活躍するために必要となるでしょう。
 
日本史に興味のある方。まだ逆説の日本史シリーズを読んでない方は是非、読んでみてください。絶対、損は無いです。
 
本日は以上!
私はさっそく逆説の日本史(1)を購入しました。
 
 
 
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