えー、話題の『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』遅れ馳せながら、読んでみました。
もちろん1日1ページで1年かけて読んでみましたよ〜〜〜(ウソ)
The Intellecual Devotional
Revive Your Mind,Complete Your Education,and Roam Confidently with the Cuitured Class
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365
デヴィッド・S・ギダー
ノア・D・オッペンハイム
David S.Kidder
Noah D.Oppenheim
小林朋則 訳
ここまで
興味わきましたか?と聞くほどの情報が無いッ!
買ったときはちゃんと帯もついていたと思うんですが、子供が読んだときに帯を捨てた〜〜〜!ので、帯の情報無しです。
私と違って、いらないものは躊躇なく捨て去る長男。。。お父さんは悲しいぞ!(いや、ホントは羨ましい)
まぁまぁ、そこはおいときましてね、いろいろなところで取り上げられまして、めちゃくちゃ売れているらしいですよ、この本。
『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』
といいましても、全然世界の教養でもないし、読むだけで身につくとも思われない残念な内容となっています。
この本のシステムとしましては、1週間単位で、月曜/歴史、火曜/文学、水曜/視覚芸術、木曜/科学、金曜/音楽、土曜/哲学、日曜/宗教とちょっとばかし偏った分野の“コラム“が52週分繰り返されるわけです。(そして1年前の記憶が消えているので、無限ループで読み続けられるというシステムwww)
しかし、その情報は西洋文明中心となっていますので、宗教分野はほぼキリスト教(+ユダヤ教・イスラム教)の情報のみでつまら〜〜〜ん!
そしてそもそもの問題なんですが、ダーウィンだったら“種の起源”と“チャールズ・ダーウィン”の項で2回出てくるわけですが、それがほぼ同じ内容になります。
そんなデジャブ体験がなんだかたくさん経験できますwww
(※正確にはダーウィンでは、デジャブ体験はできません。“ダーウィン”の項だけで“種の起源”の項はありませんでした。しかし、哲学者の多くでデジャブ体験できます)
しかも本がデカすぎで持ち歩きにくい!
読むなら電子書籍で読むのをオススメします〜。
個人的には科学と歴史は面白かったですが、音楽と視覚芸術をまとめて、宗教と哲学もまとめてしまったほうが良かったのかなと思います。
減らした2分野に何をぶっこんだら良いのかと問われると、世界の文化とか、科学を自然科学・生物学と物質科学とかに分けるとかぐらいしか思いつきませんが。
日本人向けの、ちゃんとした365日読める本が出版されるのを待ちましょう。。。
ということで本日は以上!
西洋文明の世界の知識を得たい方は是非どうぞ!
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1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365