小さいおうち 原作小説 読んでみた | お父さん(松)の知っていること

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えー、今年のはじめに観ました映画、『小さいおうち』。
いい映画でした。その原作小説を読んでみました。
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文庫本。映画公開の特別カバー、と言うか大型の帯ですね。(笑)


はい、こちらが本来のブックカバーです。
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ね、松たか子のこの表情!鬼気迫る、鬼子母神的な面相です。。。


いつもの情報、ブックカバー&帯(?)から。

中島京子
小さいおうち

あの小さな家に閉じ込めた、私の秘密

直木賞受賞作待望の映画化!
山田洋次監督作品
1・25ロードショー

昭和初期、女中奉公にでた少女タキは赤い屋根のモダンな家と若く美しい奥様を心から慕う。だが平穏な日々にやがて密かに“恋愛事件”の気配が漂いだす一方、戦争の影もまた刻々と迫りきて―――。晩年のタキが記憶を綴ったノートが意外な形で現代へと継がれてゆく最終章が深い余韻を残す傑作。
著者と船曳由美の対談を巻末収録。

時子奥様の帯が解かれるのが、その日はじめてではないかもしれないと思うと、心臓が妙な打ち方をした。
………………………
六十年の時を経てよみがえる、戦時下の恋愛事件。
松たか子
倍賞千恵子
吉岡秀隆
妻夫木聡
黒木華(くろきはる)
片岡孝太郎
2014「小さいおうち」製作委員会
www.chiisai-ouchi.jp

ここまで。(ほぼ、特別ブックカバー(帯)の情報)

いかがですかね。面白そうでしょう?

これはただの恋愛事件のお話ではなく、戦前、戦中の日本、東京の市民の生活、気持ちをリアルに描き出した小説でもあります。実に興味深い!(実際のところは、知りませんけどねwww)


映画版では詳細がわからない部分も、はっきり書かれております。なるほど!そういうことか。
そして再度映画を観たくなる。。。

映画版では第一の道、第二の道、第三の道。。。この部分は私には判らなかったなぁ。判る人には判ったようですけどね。



とにかく!映画を観た人、読んで損は無いです。



巻末に原作者中島京子さんと、船曳由美さんの対談が掲載されております。
ココでさらに、原作者が謎をぶっこんできます。(笑)


いや~、確かに面白い。




そして最期に第64回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門 最優秀女優賞の銀熊賞<Silver Bear for Best Actress>を受賞!黒木華さんおめでとうございます!


本日は以上です。
松本幸四郎、松たか子のお父さん。松本幸四郎は松たか子のお父さん、松。。。(笑)