『まやかしの安全の国-原子力村からの告発』 田辺文也
えー、いつもは小説読んだら次は小説じゃないもの、小説じゃないもの読んだら次は小説と順番ベンたんに読んで来ましたが、この3月!“3.11”に向けて、小説じゃないのを2冊連続で読む!
この『まやかしの安全の国~』と、『原発「危険神話」の崩壊』!である。
先ほど『まやかし~』をようやく読み終えました。
この本の目次で、軍隊の無い国が原発を持てるのか、という内容が気になって本屋さんで購入。
軍隊の無い国“日本”が原発を持つと、どんな問題があるのだろう。。。
長年、いわゆる原子力村で仕事をして来た著者。
若い頃は原発の安全性能を計算したり、ベテランになってからは原発の運用におけるヒューマンエラーの研究などをしていたらしい。
それが、今から十数年前のJCO事故の教訓が全く生かされていないということで、本を書き始めた矢先にこの大震災が起きたという。
一番気になった部分はやはりここ。
軍隊が無いと困るのは、重大な原発事故が起きたときに、放射能まみれの現場へ突入する人がいないから。。。という、ハァ?という理由。。。
兵隊さんは命知らずの特攻隊でも、使い捨ての道具でもありませんけど?と。。。
まぁ、そのほか、詳細な情報が公表される前からちゃんと原発の燃料棒やら、圧力容器の状態がわかっていたらしく、それを口にしない原子力村の関係者を非難しています。
うーん、やっぱり情報公開は重要ですな。
次は『原発「危険神話」の崩壊』。
今度は武田邦彦先生が非難されているようです。。。
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まやかしの安全の国 原子力村からの告発 (角川SSC新書) (新書) / 田辺文也/著
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