できるだけ、週に一度は実家に帰るようにしています。
母は、会いに行くととても喜んでくれて、いつも手料理を用意してくれます。いつ食べても懐かしい、身体に染みる味。
最近母は、若い頃の話、学生時代の話をよくするようになりました。何となくは知っていたけれど、詳しくはちゃんと聞いたことがなかった母の歴史。
母が自分のことを話してくれるのはとても嬉しい。そして同時に、私は今まで母の話に耳を傾けたことあったかな…と。
私は昔から家に帰ると、ひたすら学校での出来事を話す子どもでした。
楽しかったこと、嫌だったこと、大変だったこと…何でも。
そんな私の話をいつも聞いてくれた母ですが、私は母の話をじっくり聞いてあげることがありませんでした。
いつも、聞いてもらってばかり。
いつも、応援してもらってばかり。
だから、これからは少しでも、母の話を聞きたい。
他愛もない話でも、相談事でも。
母は専業主婦が当たり前の時代。私からすると、羨ましくもありますが…きっと当時は「母親」であることで求められる理想像が今よりずっと強かった時代。
これからは、自分のやりたいことにどんどんチャレンジしてね。
話したいこと、聞いてほしいこと、何でも話してね。
困ったら、娘の私を頼ってね。
きっと、母は人に頼るのを嫌がると思いますが…。
母のこれからを、応援したいです。