思い出 | diary

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日常のこと、ぽつり、ぽつりと…

自由に書きたいと思います。


気づいたら投稿が570を超えていて、よく書いてきたなぁと思います。一時期は、心機一転全て消してみようかと思う時もありましたが、自分の過去をふりかえることは時には必要だなと思うので消してしまうのはやめました。あと、どちらかというと自分のことというよりは、大切な家族や、そのとき関わった大切な人たちのことを忘れたくないというのが1番の理由です。その時その時にかけてもらった言葉や優しさ、愛おしさ、時が経つとどうしても曖昧になる記憶の一つ一つをできるだけ忘れたくなくて、少しでも覚えておくための記録でもあります。


先日夫が、私たちが付き合ったときのことをほとんど覚えていないと言ってきました。そっかぁ、仕方ないよなぁと思いつつ、私は鮮明に覚えています。


高校生のとき、同じクラスで、大学受験を控えた秋。彼に恋をしつつ、受験が終わるまでは勉強に集中しなきゃ…と言い聞かせていました。唯一、生物の時間だけ席が前後になれるので、そのときにちょっと話をするのが楽しみでした。ある日、「放課後話があるから授業終わったら進路室前の廊下で待ってて」と言われて、その日はドキドキしながら一日過ごしました。


そこで確かシンプルに「好きです」って言ってもらったと思います。そして、「私も好きです」って、伝えました。


何もかもが新鮮で、ドキドキの日々。朝の電車も待ち合わせしたなぁとか、初めてのデートはマックだったなぁとか…今もしっかり覚えています。



一日一回話せただけで、嬉しくて勉強を頑張れたり、デートの予定ができるだけで何日もウキウキワクワクしながら過ごせたり…あの頃、恋をしていたときのエネルギーは今思い返してもすごいなぁと思います。


(あのエネルギーは今どこへ…?)
 

当時、素敵な恋をさせてくれた夫には感謝です。