安房直子「花豆の煮えるまで」 | 幸せ語り ~中里貴子の朗読日記~

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朗読家で、元群馬テレビアナウンサーの中里貴子の朗読公演や、日々の徒然を連ねていきます

いつもご覧頂きありがとうございます。


今朝はやっと晴れて、洗濯日和太陽

菜種梅雨が早くやって来た、とか

天気予報で聞きました。



先日、ボヌール朗読教室にて



花豆です〜ドキドキ


安房直子作「花豆の煮えるまで」

この日は教室内発表です音譜音譜


メンバーさんが、花豆を持って来てくださいました!

なんというお気遣いクラッカークラッカー

感謝して、いただきまーす気づき気づき










(皆さん、熱心に練習を重ねて発表)




この作品で安房さんは、

1941年ひろすけ童話賞を受賞しました。


山奥の宝湯温泉で暮らす小夜には

お母さんがいません。


お母さんは、やまんばの娘で、

やまんばの村へ帰ってしまったからです。


人間でないやまんばの娘とお父さんは

どうやって出会って結婚したの?

小夜は、おばあさんにたずねます。



霧のような雨の降る日、

豆を煮ているおばあさんは、

ゆっくりとその時のことを、

話し始めました。


やまんばの里は梅の花が綺麗なところらしいのです。


ちょうど今の季節にぴったり桜

そして、この発表の日も

霧のような雨が降っていました傘

こんなふうに、偶然一致すると、

嬉しいものですハートのバルーン



安房さんの作品は、

心温まるファンタジーですキラキラ




そして、

自然、動物と人間の共生を教えてくれます。

あり得ない世界ですが、

なんだか目に見えるような

不思議ない感覚を楽しむことができます。




近年、熊、猿などの被害が増えていますが

本来、人間も哺乳類で同じ生き物。


「鶴の恩返し」「雪女」等、

人間以外のものと結ばれたり、

動物と会話する昔話は、

たくさんありますね。



「花豆の煮えるまで」の他に

〜小夜の物語〜

として後編があります。



皆さんも是非、読んでみてください乙女のトキメキ



☆☆ボヌール朗読教室☆☆

隔週水曜日・14時から

高田馬場にて


朗読に興味のある方、是非ご参加下さい!

shiawasegatari@gmail.com