公立保育園運営協議会を傍聴しました | ともに育ち、生きるまちへ~水谷たかこ(小金井市議会議員)blog

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「孤育て」がつらかった経験から、子育て支援のNPO活動を開始。子育て支援ネットワークと情報サイトの編集長、親の介護や成年後見の仕事を経て、多様な市民が地域で支え合うコミュニティの実現を模索中。2019年12月より小金井市議会議員(現在2期目)

10月23日土曜15:30~
公立保育園運営協議会が開催され、傍聴してきました。
 
はじめに、この会議の結論的なものをご報告すると、今回の開催趣旨は、
 
次第の⑶新たな保育業務の見直し方針(案)【修正案】について、
「時期を1年延伸し、議会や保護者、市民の意見を受けて修正した。説明の機会をいただきたく、今回の協議会を開かせていただいた。」ということでした。
 
保護者の皆さまには、修正案をすでに配布しているし、説明会も行ったが、運協(運営協議会)委員の皆さまには、直接ご説明したい、ということです。丁寧と言えば丁寧ですが、質疑もさほどなく、説明会に参加した委員にとっては、時間を余分に取られたような感じもします。
 
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会議自体はWEB開催で、委員はオンライン参加、市の部局は市役所、傍聴者は市役所の別室、という形式でした。
 
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傍聴は市役所第2庁舎801会議室で、座席を20席、最大40人まで受入れという体制でしたが、会議が始まったときの傍聴は私一人、途中で市民がもう一人来られて2人でした。(以下の写真が傍聴会場)
 
 
修正案は、資料に基づき、説明されました。
資料は、以下のリンクで公開されています。今回は第58回です。
 

 

当初の案からの変更点の説明(資料257)に続き、

保護者説明会の出席状況報告(資料258)がありました。

 


保護者説明会は、6回で124人の出席者があったということです。
説明会の内容は、準備ができ次第、市の公式HPで公開する予定とのことです。
 
 
そのあと、担当課長から、資料257に、P8 項目5と6を追加したことについて補足説明がありました。
 

 
令和5年4月から、段階的に定員を減らしていき、保育対象のクラスは定員まで募集する。
特別支援保育は空きが出れば募集する。
職員体制は、毎年の児童数に基づき、必要な人数を配置。
柔軟な対応ができるよう、少し余裕をもった形で配置し、段階的に縮小していく、との説明でした。


●転園者への配慮について

以下の資料の点線罫囲み枠の中 ①~③
利用調整の基準について、対象園の利用者へは配慮する。
①通常は転園希望の場合は-10点のところ、行わない。±0点。
②通常は、兄弟同時に利用申請をする場合、兄弟のいずれかが転園希望の場合は加点しないが、対象園の子の場合は+1点とする。
③すでに在籍している子の転園希望と、これから入る下の子の同時申請の場合は、①②に加え、さらに+1点とする。

 
【質疑】

Q 保護者
説明会に出席した人から意見を聞いた。出席者アンケートも実施したが、集計はまだなので、今後報告したい。
大きかった声は、「一回だけでは納得できない」「対話してほしい」というもの。
説明会という形が良いかどうかわからないが、今後も開催してほしい。
A 担当課長
保護者説明会でもいただいた意見。来週から、市民説明会の予定で、まだその先は決めていない。
開催するとしても、方法については内部で検討する時間が必要と考える。まずは市民説明会の後で。
継続を望む皆さまの声については、市長以下、よくわかっている。
Q 時間の制限などもあり、十分ではなかったとの意見もあったので、よろしくお願いします。

Q 保護者
「5 人員配置」について、自然減に合わせた対応になるのか
A 担当課長
退職に合わせてという考え方ではない。お子さんの数に合わせて。不測の事態に備えて、十分ゆとりをもった配置を考えている。
公立園が3園になったタイミングで、時間制の会計年度任用職員は退職になる。

Q 保護者
・対話の話が出ていたが、わかたけの段階的縮小は、今の見通しは?
・(廃園の話は)突然出てきた、という話が5園連でも出ている。せめて1年前とかから話せなったものか。元の案だと、数カ月後から減らします、という唐突な案に聞こえた。今後は、いつまでに運協に出してもらえますか?
A 担当課長
なかなか難しい質問。
わかたけは、案に記載のとおり、2園がすすみ、2園の段階的縮小が始まった以降に話せるかと思う。
 
〇子ども家庭部長(協働代表・司会)
この件は、今回はここまでとし、次回に引き続き議題にする。

●市の財政状況について
 
保育課長
保護者から、「市は財政がきびしい、というが、財政についての説明が欲しい」との声があったので説明する。(資料259)


資料259は、決算特別委員会で提出している資料で、多摩26市の市民1人あたりの歳出額の表である。
826億円の決算額。
一般会計611億円、3つの特別会計で215億円(国保103億円、介護保険85億円、後期高齢7億円)。
一般会計の611億円には、昨年の一人10万円の特別給付金も含む。
コロナの影響が少ない1年前の決算では、一般会計は約470億円だった。

昨年度の市税収は、218億円。
今年度の予算では、216億円で、2億円の市税 減収の見通し。
基本構想の策定に合わせて、今後5年間の中期財政計画を示したところであるが、5年後、財政調整基金の残高が10億円となる見通し。

借金(事業債)について。
23年度末179.9億円の起債残高。新たな起債を抑制してきた。120億円程度の借金の圧縮ができた。

誇るべきは、26市中1位の児童福祉費。
6施設の保育園を新設したことが影響している。
教育費は多摩で26位と残念な順位である。

人件費比率について、H30年は、13.5%であった。その後、・・・・・(ここから回線途切れ、聞こえず)
 
【質疑】

Q 保護者
予算の割り振りがアンバランスだ、ということですか?
A 保育課長
2億円の税収減に対して財調を取り崩していく。高齢化率も上がっていく。
Q 保護者
全体最適を考える必要があるのだろう。
資料は公開されているものと思うが、初めて見たものだし、口頭での説明なので、また次回以降でと思う。

Q 保護者
資料 259
保育園の運営費は高いということですね。
これだけでなく、予防接種など、他にもこどものために使っている費用があるはず。
子育ての支援にいくら、というように示してほしい。
A 担当課長
次回以降で。

Q 保護者
この会議、リモート開催はいつまで?保育を提供してほしい。子どもを見ながらだときびしい。
A 担当課長
今後検討します。

Q 保護者
対話を求める声が上がっている。
今の時点では決まっていないとのことだが、今後のスケジュール、イメージを次回でいいので報告してもらえる感じなのか?
A 担当課長
まだ確たるものはない。なるべく早くお示しするようにする。
 
●次第2のアンケートについて
五園連で意見交換をしたが、結論として今年度は一旦保留とする。次年度以降に持ち越しということになった。来年度は時期が来たらまた協議する。

●次回日程
11月20日土曜日(例月)時間、保育は未定

回線状況はずいぶん改善され、聴きやすかったのですが、一部、音声が届かないところがありました。
はっきり聞き取れた部分だけのメモです。ご了承ください。
正確な会議録は、後日公開されます。
 

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