いろいろなことを考えました。
当たり前にあると思っていた人間関係。
私は煩わしいと思うことも、
多かったように思います。
でも、それが日常生活から消えたとき、
私の中に生まれたのは、人恋しさでした。
どちらかというと、人は苦手だと思っていたけど、
あの人も、この人も愛おしい。
そんな思いだったのです。
そのとき、私は決めたの。
残りの人生で、私は、誰かのために、
自分自身を使っていこうと。
私の人生は、死に向かっているし、
どう死んでいくかということが、
メインテーマになってきています。
死ぬとき、ああすればよかった、
こうすればよかったと思うことが、
ひとつでも少なくなるように。
瞬間瞬間でそういう選択をしようと思いました。
別に、慈善をやろうとか、
奉仕をしようとかいうのでなく、
もし、隣に困っている人がいたら、
無条件に手を差し伸べられる自分でありたい。
そんなふうに思ったのです。
そういう意味で、アフターコロナで、
自分の意識は変わったと思います。
当たり前にあったものが当たり前ではないと
わかったとき、
さて、私にできることはなんだろうか。
占いのお仕事の先生で、
とっても優しい方がいて、
持続給付金の申請について、
他の先生の分を手伝っていらっしゃる方がいたんです。
占い師、それなりに年齢層が高いので、
ネット申請って、もう、気持ちの負担なんです。
私もほぼほぼ娘と友達に聞いて
やりました。
それを、ちゃんと見てあげてる。
しかも、給付金のやり直し例とかもよくしってて、
細かく対応してあげてる・・・。
すごいなあと思いました。
お人柄なんだろうけど、
なかなか面倒なことじゃないですか。
そういう生き方が素敵で、
そういう生き方がしたい。
残りの人生は、
そんなふうに年を重ねていけたらと、
思います。