昨日は、一日、藤圭子さんのニュースで、
終始した。
出掛けなかったこともあって、
娘とワイドショーを観た。
昭和の歌姫の声は、すごみがあって…。
「新宿の女」は、持ち歌の一つだった。
まだまだ会社の中は封建的で、
女という性で悔しい想いをすることが多かった。
この歌は、その不自由さ、鬱屈とした思いを
発散させてくれた。
彼女の半生を聞くに、
キーワードのひとつはお金だった。
極貧から大歌手へ。
そして、引退して、娘が空前のヒットを飛ばす。
追い求めたものは手に入ったのに、
彼女は一人で飛んだ。
大切なものは何なのか。
私ももう一度自分に問うている。
お金がツールとして、とても大事なものだけど、
必要以上に意識を向けて巨大化させない。
昨日は、買い物もせず、家にあるものを使って
食事をしたが、
娘は外食より、「おいしい」「おいしい」と繰り返す。
節約のための手作りだけど、
娘も私も満足。
そういう気持ちが大事なんだと思った。
大切なものは何なのか。
大切なことを実現させるのがお金であって、
お金が大切じゃないってこと、
ついつい忘れてしまう。